気圧(大気圧)

一般小学生

まとめ

気圧(大気圧
地球を覆う大気の重さによって生じる圧力のことで、単位にはヘクトパスカル(hPa)が用いられる

解説

気圧とは、私たちの頭上にある空気の層が地表を押しつける力のことです。空気には重さがないように感じられますが、実際には膨大な量の空気が積み重なっており、その重さが圧力として働いています。17世紀にイタリアの科学者トリチェリが水銀を用いた実験を行い、大気圧の存在を初めて数値として証明しました。

気圧は場所や時間によって常に変化しており、この差が気象現象を引き起こします。空気が密集して重くなっている場所を「高気圧」、空気が薄く軽くなっている場所を「低気圧」と呼びます。空気は気圧の高い方から低い方へと流れ込む性質があり、この空気の移動が「風」の正体です。以下の表は、高気圧と低気圧の主な特徴を比較したものです。

項目 高気圧 低気圧
垂直方向の気流 下降気流 上昇気流
空気の流れ(地上) 中心から時計回りに吹き出す 中心へ反時計回りに吹き込む
天気の傾向 晴れやすい 曇りや雨になりやすい
コラム

標高が高くなると、その地点より上にある空気の量が減るため、気圧は下がります。気圧が下がると、液体沸騰する温度沸点)も下がるという性質があります。例えば、海抜0m付近では水は100度で沸騰しますが、標高約3776mの富士山頂では気圧が約630hPaまで下がるため、水は約88度で沸騰してしまいます。また、地上の密度データと比較すると、上空では空気が薄くなるため、物質の燃焼効率や人間の呼吸にも影響を与えます。

テストでの問われ方・理解度チェック

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する
ルラスタマップ (3層表示) フルサイズで表示 (5層) ↗
マップを生成中…

最近見た用語
履歴をチェックしています…