一般小学生
まとめ
- 大気が地表や物体を押す力のことで、単位にはヘクトパスカル(hPa)が用いられる。
- 海面付近の標準的な気圧は約1013hPaであり、高度が上がるほど空気の層が薄くなるため気圧は低下する。
- 気圧の差は風を生む原因となり、高気圧から低気圧に向かって空気が流れ込むことで天気が変化する。
解説
地球を包む大気の重さによって生じる圧力を気圧(大気圧)と呼びます。気圧は一定ではなく、場所や時間、高度によって常に変化しています。例えば、標高が高い場所では上空にある空気の量が少なくなるため、気圧は低下します。この気圧の変化は、水の沸点にも影響を与え、気圧が低い山頂などでは水が100度未満で沸騰するという現象が起こります。
気象の観点では、周囲より気圧が高い場所を「高気圧」、低い場所を「低気圧」と呼びます。空気は気圧の高い方から低い方へと流れる性質があるため、この気圧の差が「風」を生み出します。また、低気圧では上昇気流が発生して雲ができやすく、高気圧では下降気流によって天気が安定するなど、気圧の分布は日々の天候を決定づける重要な要因となっています。
小学生のみなさんへ
私たちのまわりには空気がたくさんありますが、実はその空気には重さがあります。この空気の重さが地面や私たちをギュッと押す力のことを「気圧」といいます。
ふだんは感じることができませんが、山の上などの高い場所に行くと、空気の量が少なくなるので気圧は低くなります。山の上でポテトチップスの袋がパンパンにふくらむのは、袋の外側の気圧が下がって、中の空気が外に広がろうとするからです。
また、気圧は天気とも深い関係があります。気圧が高いところ(高気圧)では天気がよくなりやすく、気圧が低いところ(低気圧)では雲ができて雨が降りやすくなります。空気は気圧の高いほうから低いほうへと流れるので、これが「風」になります。
ルラスタコラム
エベレストのような高い山の頂上では、気圧が低いため、水が約71度くらいで沸騰してしまいます。そのため、普通にお米を炊こうとしてもうまく芯まで火が通らないことがあるんですよ。
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