摂氏(せっし)

一般小学生

まとめ

  • 水の凝固点(凍る温度)を0度、沸点を100度とし、その間を100等分した温度の単位。
  • 記号は「℃」で表され、一般にセルシウス温度とも呼ばれる。
  • 液体熱膨張収縮の原理を利用した温度計で測定され、気象観測では地上1.2m〜1.5mの高さで測定するのが原則である。

解説

摂氏温度は、物質の状態変化を基準とした実用的な温度体系です。一般的に使用されるアルコール温度計などは、温度変化によって液体の体積が変化する「熱膨張」の仕組みを利用しています。

正確な測定を行うためには、液面の凹んだ部分(メニスカス)の底を真横から直視し、最小目盛りの10分の1までを目分量で読み取る必要があります。例えば、目盛りが18度を指していても、記録の際は「18.0℃」と記述します。また、地表付近の空気地面からの放射熱の影響を強く受けるため、地面に近いほど温度が高くなる傾向があります。そのため、気象観測では地面の熱の影響を避けるために、地上1.2mから1.5mの高さにある百葉箱の中などで測定を行います。

コラム

世界には摂氏(℃)のほかに、アメリカなどで使われる華氏(℉)や、科学の世界で使われる絶対温度(K:ケルビン)といった単位も存在します。摂氏0度は絶対温度では273.15Kに相当します。また、1日の平均気温を算出する際には、午前9時の気温が1日の平均に近いとされるため、実習などではこの時間の観測が重視されます。

小学生のみなさんへ

摂氏せっし」とは、私たちがふだん使っている温度の単位(℃)のことです。水がこおる温度を0度、水が沸騰ふっとうする温度を100度と決めて、その間を100等分したものです。

温度計で気温をはかるときは、いくつか大切なルールがあります。まず、目盛りを読むときは、液面のへこんだ部分を真横から見て、一番小さい目盛りの10分の1まで目分量で読み取ります。たとえば、ちょうど15度のときでも「15.0度」と書くのが正しいルールです。

また、気温は地面からの熱の影響を受けやすいため、地面から1.2メートルから1.5メートルの高さではかることになっています。地面に近いほど温度が高くなってしまうからです。

ルラスタコラム

「摂氏」という名前は、この温度計を考え出したスウェーデンの天文学者セルシウスさんの名前に由来しています。昔の中国で彼の名前を「摂爾修斯」と書いたことから、その頭文字をとって「摂氏(せっし)」と呼ばれるようになりました。

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する
ルラスタマップ (3層表示) フルサイズで表示 (5層) ↗
マップを生成中…

最近見た用語
履歴をチェックしています…