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三日月

三日月

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 新月の直後、日没後の西の低空に観測される細い弓状の月のことです。
  • 天文学的には、月と太陽の黄経差が約45度の状態を指し、旧暦の三日に見えることからこの名がつきました。
  • 月の公転運動により、同じ時刻に見える位置が毎日東へ移動し、南中時刻が約50分ずつ遅れる現象を理解する上で重要な指標となります。

解説

月は地球の自転の影響で東から西へと動いて見える(日周運動)一方で、地球の周りを西から東へと公転しています。この公転の影響により、月を毎日同じ時刻に観測すると、その位置は前日よりも約12度ずつ東側へ移動していきます。この移動分を補うために、地球がさらに自転して月を正面(南中)に捉えるまでには追加の時間が必要です。計算上、1日は1,440分であり、月が約29.5日で満ち欠けを一周すると仮定すると、1,440分÷29.5日≒約48.8分となり、南中時刻は毎日約50分ずつ遅れることになります。

また、月の公転周期恒星月:約27.3日)と満ち欠けの周期朔望月:約29.5日)には約2.2日の差が生じます。これは月が地球を一周する間に、地球自身も太陽の周りを公転しているためです。月が元の位置に戻っても、太陽・地球・月の位置関係が再び新月の状態になるためには、さらに約2.2日分(角度にして約27度相当)進む必要があるため、このようなずれが発生します。

コラム

三日月は日没後のごく短い時間しか観測できず、すぐに地平線へと沈みます。また、地球の照り返しによって月の暗い部分がうっすら見える「地球照」が観察されやすいのもこの時期の特徴です。これは、月側から見た地球が「満地球」に近い状態であり、地球が太陽光を反射して月面を照らしているために起こる現象です。

小学生のみなさんへ

三日月(みかづき)は、新月のあと、夕方の西の空に見える細長い形をした月のことです。月は地球のまわりを回っている(公転)ため、毎日少しずつ見える場所が変わっていきます。

月を毎日同じ時間に見ると、少しずつ東の方へずれていくのがわかります。そのため、月が真南に来る南中時刻なんちゅうじこくは、毎日およそ50分ずつ遅くなります。これは、月が地球のまわりを回るスピードと、地球が自分自身で回るスピードが関係しているからです。

また、月が地球を一周する時間と、形が元に戻る(満ち欠け)までの時間は少し違います。地球も太陽のまわりを回っているため、月が一周しても、太陽との位置関係が元に戻るまでには、あと2日ほど余計に時間がかかるのです。このような月の動きを観測かんそくすることで、宇宙の仕組みを学ぶことができます。

ルラスタコラム

三日月の反対側、満月のあとに細くなっていく月は「二十六夜月にじゅうろくやづき」と呼ばれます。三日月は夕方に見えますが、二十六夜月は明け方の東の空に見えるんですよ。形は似ていても、見える時間や向きが違うのはおもしろいですね。

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