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開花

開花

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

解説

植物は、葉緑体で行う光合成によってデンプンを作り出します。このデンプンは糖に分解され、師管を通って植物体の各部位へと運ばれます。開花の時期を迎えると、植物は蓄えた養分を効率よくエネルギーに変換するため、酸素を取り入れて糖を分解する「呼吸」を盛んに行います。

この呼吸の活発化は、実験によって証明することが可能です。例えば、花のつぼみを入れた集気びん内の空気石灰水に通すと、排出された二酸化炭素によって石灰水が白く濁ります。また、断熱容器を用いた実験では、呼吸に伴って放出される熱エネルギーにより、容器内の温度が上昇することも確認されています。このように、開花は植物にとって極めて動的なエネルギー代謝を伴う生命活動なのです。

コラム

開花時期は植物の種類によって決まっており、春に咲く野原の草花や樹木などは、冬越しの過程を経て気温の上昇を感知し開花します。近年では、人間によって持ち込まれた外来種が日本の環境に定着するケースも増えています。その中には、在来の生態系に悪影響を及ぼすとして「特定外来生物」に指定され、法律で取り扱いが厳しく制限されているものもあります。

小学生のみなさんへ

つぼみがふくらんで、花が開くことを「開花かいか」といいます。花がさくのは、虫などに花粉を運んでもらって、次の世代の種を作るための大切な準備です。気温があたたかくなってくると、多くの植物がいっせいに花をさかせ始めます。

花をさかせるには、とてもたくさんのエネルギーが必要です。そのため、植物はふだんよりもはげしく「呼吸こきゅう」をして、エネルギーを作り出します。人間が運動をするときに一生けんめい息をするのと少し似ていますね。このとき、植物からは二酸化炭素にさんかたんそや熱が出されます。

これを確認する実験もあります。さきそうな花のつぼみをびんに入れておくと、中の空気が二酸化炭素にさんかたんそでいっぱいになり、石灰水せっかいすいを白くにごらせます。また、温度計で測ると、呼吸の熱でびんの中の温度が上がっていることもわかります。

ルラスタコラム

もともと日本にいなかったのに、外から持ち込まれて広まった植物を「外来種」と呼びます。中には、日本の自然をこわしてしまうため、法律で育てるのが禁止されている「特定外来生物とくていがいらいせいぶつ」という植物もいるんですよ。

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