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光の強さ

一般小学生

まとめ

  • 植物の表面に到達する光エネルギーの強度のことであり、光合成の速度を決定する重要な環境要因の一つである。
  • 他の条件が一定であれば、ある一定の範囲内において光の強さが強まるほど光合成速度は増大する。
  • 光の強さ、二酸化炭素濃度温度のうち、最も不足している要因が全体の反応速度を規定する「限定要因」となる。

解説

光合成の速度は、光の強さだけでなく、二酸化炭素濃度や温度といった複数の要因が複雑の関係して決まります。これらの要因のうち、最も供給量が不足しているものが全体の進行を妨げるブレーキのような役割を果たします。これを「限定要因」と呼びます。

例えば、光が非常に強くても、空気中の二酸化炭素が極端に少なければ、植物はそれ以上効率よくデンプンを作ることができません。逆に、二酸化炭素が十分にあっても、光が弱ければエネルギー不足で光合成は進みません。このように、光の強さは他の要因とのバランスの中で光合成の効率を左右しているのです。

コラム

光をいくら強くしても光合成速度がそれ以上上がらなくなる限界の点を「光飽和点」と呼びます。また、光合成による有機物の生成量と、呼吸による消費量がちょうど同じになり、見かけ上の光合成量がゼロになる光の強さを「光補償点」と呼びます。

小学生のみなさんへ

植物が日光を浴びて、デンプンなどの栄養分を作ることを光合成こうごうせいといいます。このとき、植物に当たる「光の強さ」は、栄養分をどれくらい作れるかを決める大切なポイントになります。

基本きほん的には、光が強ければ強いほど、植物は元気に光合成こうごうせいをしてたくさんの栄養分を作ります。アサガオの葉を使った実験でも、日光がよく当たった葉にはデンプンができ、光をさえぎった葉にはデンプンができないことがわかります。

ただし、光をどこまでも強くすればいいというわけではありません。ある程度の強さを超えると、それ以上は栄養分を作るスピードが変わらなくなるという「限界げんかい」があります。また、まわりの温度が低すぎたり、二酸化炭素にさんかたんそが足りなかったりすると、光が強くてもうまく栄養分を作れないこともあります。

ルラスタコラム

ジャングルのような熱帯雨林では、の高い木が光をひとめしてしまいます。そのため、地面に近い場所に生えている植物は、弱い光でも効率こうりつよく生きていけるように工夫して生活しているんですよ。

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