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花びら(花弁)

一般小学生

まとめ

  • 被子植物の花を構成する主要な器官の一つで、おしべめしべの外側に位置する。
  • 鮮やかな色や形で昆虫などの受粉媒介者を誘い、受粉を助ける役割を持つ。
  • 複数の花びらが集まった全体を「花冠(かかん)」と呼ぶ。

解説

植物種子を作るための器官である「花」は、中心から順に、めしべ、おしべ、花びら、がくという4つのパーツで構成されています。花びらは、植物の繁殖において非常に重要な役割を果たしています。多くの花びらは、昆虫の目につきやすい鮮やかな色をしていたり、独特の香りを放ったりすることで、受粉を助けてくれる虫を呼び寄せます。

また、花びらの付け根には「蜜腺みつせん)」があり、甘い蜜を出すことで虫に報酬を与えます。虫が蜜を吸いに来た際、体に付着したおしべの花粉がめしべの先に付くことで受粉が成立します。受粉が終わると、めしべの根元にある子房が成長して果実になり、その中の胚珠が種子へと変化します。

コラム

花びらの形は植物の種類によって異なり、1枚ずつ離れている「離弁花(りべんか)」と、根元がつながっている「合弁花(ごうべんか)」に大別されます。例えば、サクラアブラナは離弁花、アサガオやツツジは合弁花です。また、花びらはもともと葉が変化したものであると考えられており、つぼみの時期には内部のデリケートな生殖器官を保護し、開花後もそれらを支える構造的な役割も担っています。

小学生のみなさんへ

花びらは、花の中でも一番目立つきれいな部分です。めしべやおしべを囲むように並んでいて、虫を呼び寄せる大切な役目を持っています。

花びらがきれいな色をしていたり、いい香りがしたりするのは、ハチやチョウなどの虫に「ここにみつがあるよ!」と知らせるためです。虫がみつを食べに来たときに、体に花粉がついて、それがめしべに運ばれることで、新しい種ができるようになります。

花びらには、1枚ずつバラバラになるもの(サクラなど)と、根っこがつながっているもの(アサガオなど)があります。散ったあとの花びらをよく観察してみると、植物ごとのちがいが見つかっておもしろいですよ。

ルラスタコラム

実は、私たちが「花びら」だと思っている部分が、実は花びらではない植物もあります。例えば、アジサイの目立つ部分は「がく」が変化したものです。また、ドクダミの白い部分は「ほう」と呼ばれる葉の一種です。植物によって、いろいろな工夫をして虫を呼んでいるのですね。

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