まとめ
- メスの生殖器官の内部で、精子と卵が結合して受精卵となる仕組み。
- 主に爬虫類、鳥類、哺乳類といった、陸上で生活する脊椎動物に見られる生殖形態。
- 乾燥した陸上環境において、配偶子の死滅を防ぎ受精率を高めるための適応戦略。
解説
体内受精は、メスの体内で受精が行われる様式です。これは、水中で受精を行う魚類や両生類の多くが採用する「体外受精」とは対照的な進化を遂げた結果です。陸上という乾燥した過酷な環境では、精子や卵が直接外気に触れるとすぐに乾燥して受精能力を失ってしまいます。そのため、体内という湿潤で保護された環境で受精させることで、確実に次世代へ命をつなぐことが可能になりました。
この受精様式を持つ生物は、一般に交尾行動を伴います。体外受精を行う生物が大量の卵を産み放つのに対し、体内受精を行う生物は一度に産む卵の数は少ない傾向にありますが、その分、受精の確実性が高く、親が卵を保護したり体内で育てたり(胎生)することで、子の生存率を飛躍的に高める戦略をとっています。
体内受精(体内受精)とは、お母さんの体の中で、卵(たまご)と精子が結びついて赤ちゃんのもとができることです。ヘビやトカゲなどのハチュウ類、スズメやニワトリなどの鳥類、そして私たち人間を含むホニュウ類に見られる方法です。
陸の上は水の中とちがって、とても乾燥しています。もし外で受精をしようとすると、大切な卵や精子がすぐに乾いてダメになってしまいます。そこで、お母さんの体の中という、あたたかくて湿った場所で受精をすることで、確実に命をつなぐ工夫をしているのです。
この方法で増える動物は、一度に産む卵や赤ちゃんの数は少ないですが、その分、親が大切に育てたり、体の中で守ったりするため、子どもが無事に育つ可能性が高いという特徴があります。
水の中でくらすクジラやイルカも、実は体内受精をします。彼らは大昔に陸でくらしていた動物の仲間なので、水中に戻ったあとも、お母さんの体の中で赤ちゃんを育てる仕組みを受けついでいるのです。
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