非電解質

一般小学生

まとめ

解説

物質が水などの溶媒に溶ける際、その構成成分が陽イオンと陰イオンに分かれる現象を「電離」と呼びますが、非電解質はこの電離が起こらない物質を指します。水溶液中で電荷を運ぶキャリアとなる「イオン」が存在しないため、外部から電圧をかけても電流が流れないのが最大の特徴です。

溶液の性質を分類する際、pHが酸性アルカリ性を示す物質はすべて電解質に分類されます。一方で、中性の水溶液には、食塩水のように電流を流す電解質と、砂糖水のように電流を流さない非電解質の両方が存在します。このため、未知の液体を特定する実験では、液性(pH)の確認と電流の有無を組み合わせることが論理的な特定の手順となります。

コラム

非電解質の代表であるエタノールやブドウ糖は、分子全体が電気的に中性であり、水分子との親和性によって溶解しています。これに対し、電解質である塩化ナトリウムなどはイオン結合が切れてバラバラになります。試験対策としては、蒸発させた後に固体が残るかどうか(蒸発残留物)や、BTB溶液の色変化、溶解度の違いといった複数の実験結果から物質を特定する問題で、非電解質の「電流を通さない」という性質が決定的なヒントになることが多いです。

小学生のみなさんへ

水にとかしたときに、電気が流れない物質のことを非電解質ひでんかいしつといいます。たとえば、砂糖やアルコールなどがその仲間です。

ふつう、水に何かがとけると電気が流れるようになるものが多いですが、砂糖などは水の中で小さなつぶ(分子ぶんし)のまま広がっているだけなので、電気を運ぶことができません。理科の実験では、水溶液すいようえき豆電球をつないで、明かりがつくかどうかで電気が流れるかを調べます。

ルラスタコラム

純粋な水(精製水)は、実は電気をほとんど通しません。電気が流れるのは、水の中に「イオン」という電気の運び屋がいるときだけなんです。砂糖水で電気が流れないのは、砂糖がイオンにならないからなんですよ。

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