一般小学生
まとめ
解説
電流は、導体内部の自由電子が電位差(電圧)によって移動することで生じます。物理学の歴史的経緯から、電流の向きは「正極から負極」と決められていますが、実際に移動している電子は負の電荷を持っているため、その逆の「負極から正極」へ動いています。
回路における電流の性質は、接続方法によって大きく異なります。以下の表は、直列回路と並列回路の主な違いをまとめたものです。
| 比較項目 | 直列回路 | 並列回路 |
|---|---|---|
| 電流の経路 | 一本道(単一) | 枝分かれがある |
| 各所の電流 | どこでも同じ強さ | 各枝の合計が全体の強さ |
| 全体の抵抗 | 増やすほど大きくなる | 増やすほど小さくなる |
複雑な回路では、分岐点に流れ込む電流の合計と流れ出る電流の合計が等しくなるという「キルヒホッフの第一法則」が成り立ちます。また、オームの法則(V=RI)により、電圧が一定であれば抵抗が小さいほど大きな電流が流れます。
小学生のみなさんへ
みなさんのまわりにあるテレビやゲーム、電気などはすべて「電流」という電気の流れによって動いています。電流は、電池のプラスから出てマイナスへと流れていきます。
電流の通り道のことを「回路」と呼びます。豆電球をどのようにつなぐかによって、電流の強さや電球の明るさが変わります。一本道でつなぐ「直列つなぎ」では、電球を増やすと電流が弱くなりますが、道が分かれる「並列つなぎ」では、それぞれの電球に強い電流を流すことができます。
また、電流が流れている導線の近くに方位磁針を置くと、針が動くことがあります。これは電流に磁石のような力があるためです。この力を利用して、モーターを回したり、大きな磁石を作ったりすることができます。
ルラスタコラム
電気を作る方法は大きく分けて2つあります。1つは乾電池のように「化学変化」を使う方法、もう1つは発電所のように大きな水車やタービンを回して「磁石の力」で電気を作る方法です。私たちが毎日使っている電気の多くは、この回転する力から生まれているんですよ。
テストでの問われ方・理解度チェック
記事の内容に誤りがありますか?
⚠️ 修正を提案する