分子

分子

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

分子
いくつかの原子が結びついてできた、物質としての性質を示す最小の単位

解説

物質を細かく分割していったとき、その物質特有の性質(融点沸点、化学反応性など)を失わない最小の粒子を分子と呼びます。例えば、水の性質を持つ最小単位は「水分子(H2O)」であり、これをさらに分解して水素原子と酸素原子に分けると、もはや水の性質は消失します。

1811年にアボガドロが提唱した「分子説」により、気体などの多くの物質は、いくつかの原子が結合した分子という形で存在することが明らかにされました。一般に、非金属元素の原子同士が共有結合することで形成されます。

比較項目 原子 分子
定義 物質を構成する最小の粒 物質の性質を示す最小の粒
構成 1種類の粒子 2個以上の原子が結合(※希ガス除く)
性質 単体では性質を示さない その物質固有の性質を持つ
コラム

すべての物質が分子からできているわけではありません。鉄や銅などの金属、あるいは塩化ナトリウム食塩)のようなイオン結晶は、特定の原子が独立したペアを作らず、ジャングルジムのように規則正しく連続して結合しているため、一般的には分子とは呼びません。

一方で、ヘリウムやネオンなどの希ガスは、原子1個で分子として振る舞うため「単原子分子」と呼ばれます。このように、物質の構造によって分子を作るものと作らないものがあることを区別する必要があります。

小学生のみなさんへ

身の回りにあるものはすべて、とても小さな「つぶ」が集まってできています。その中でも、そのものとしての「とくちょう(冷たさ、におい、味など)」をもっている、一番小さな集まりのことを「分子」と呼びます。例えば、水の分子は、目に見えないほど小さな水素と酸素という粒が組み合わさってできています。この分子をバラバラにしてしまうと、もう水の性質はなくなってしまいます。目には見えませんが、私たちの世界のあらゆるものを作っている大切な単位です。

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