一般小学生
まとめ
解説
ヒトの体内には、血液が流れる血管系のほかに、リンパ液が流れるリンパ管系が存在します。小腸の柔毛で吸収された養分のうち、ブドウ糖やアミノ酸は毛細血管に入りますが、脂肪は一度脂肪酸とモノグリセリドに分解された後、再び脂肪となって毛細リンパ管(乳糜管)に取り込まれます。
これらの脂肪を含むリンパ液は、リンパ管を通って最終的に「胸管」という太い管に集まり、心臓のすぐ近くにある「左さ骨下静脈」で静脈血と合流します。この仕組みによって、消化管から吸収された栄養素が血液中に入り、心臓から全身の細胞へと送り出されることになります。
コラム
なぜ「左」なのかというと、下半身と上半身の左側からのリンパ液はすべて胸管に集まり、左さ骨下静脈へ流れ込むためです。一方、上半身の右側からのリンパ液は「右リンパ本幹」を通って「右さ骨下静脈」に合流します。このように、体内のリンパ系の大部分は左側の静脈へと合流する仕組みになっています。
小学生のみなさんへ
わたしたちの体の中には、血が流れる血管のほかに、リンパ液が流れる「リンパ管」という細いくだがあります。ごはんを食べておなかの中で吸収された栄養のうち、あぶら分(脂肪)は、このリンパ管を通って運ばれます。
心臓の近くにある「左さ骨下静脈」という場所で、リンパ管を通ってきた栄養が血の流れと合流します。ここで血とまざることで、栄養が体中に運ばれるようになるのです。
ルラスタコラム
さ骨は、首のすぐ下にある横に長い骨のことです。この骨の下を太い血管が通っているため、この名前がつきました。リンパ液が血と合流する大切な交差点のような場所ですね。
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