学習目安 | 小: B | 中: A | 高: A

平行

一般小学生

まとめ

平行
平面上の2つの直線が、どこまで延長しても交わらない状態

解説

光が空気からガラス、あるいはガラスから空気へと進む際、その境界で進行方向が折れ曲がる現象を屈折と呼びます。厚さが一定で、向かい合う2つの面が平行なガラス板に光を斜めに入射させると、光は入り口と出口で合計2回屈折します。

1回目の屈折(空気からガラス)では光は法線側に曲がり、2回目の屈折(ガラスから空気)では1回目と全く同じ角度だけ逆方向に曲がります。スネルの法則に従い、入射角と出射角が等しくなるため、最終的に出ていく光は最初に入ってきた光と向きが同じ「平行」な状態になります。

入射のしかた 屈折の有無 出射光の向き
斜めに入射 あり(2回) 入射光と平行(ずれが生じる)
垂直に入射 なし 入射光と一致(直進する)
コラム

平行なガラス板を通過した光は、向きこそ変わりませんが、ガラスの厚みに応じて通り道が横にスライドしたような「ずれ」が生じます。このずれの大きさは、ガラスの厚さや入射角の大きさに依存します。

また、2枚の鏡を平行に並べてその間に物体を置くと、反射が繰り返されることで像が無限に続くように見えます。このように、光学の分野では「平行」という概念が、光の進路や像の見え方を決定する重要な要素となります。

小学生のみなさんへ

2本の線がずっと同じはばでならんでいて、どこまでいってもぶつからないことを「平行(へいこう)」というよ。理科の実験で、平らなガラスの板に光をななめに当てると、板に入っていく光の線と、板から出ていく光の線は、同じ向きに進んで平行になるんだ。これは光がガラスを通るときに曲がる性質(屈折)に関係しているよ。

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