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流星群

流星群

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

流星
地球彗星などの軌道上に残された塵の帯を通過する際、多くの流星が特定の時期に集中して出現する現象
  • 彗星などが放出した塵が地球の大気圏に突入し、摩擦熱で発光する現象である
  • 天球上の一点(放射点)から流星が放射状に飛び出すように見えるのが特徴である
  • 地球の公転軌道と塵の帯が交差する位置は決まっているため、毎年決まった時期に出現する

解説

流星群の正体は、宇宙空間に漂う小さな塵(ダスト)です。これらの塵の多くは、彗星が太陽に近づいた際に放出したもので、彗星の軌道上に帯状に広がっています。地球が公転によってこの「塵の帯」を横切るとき、塵が秒速数十キロメートルという猛スピードで地球の大気圏に突入します。このとき、大気との摩擦によって塵が高温になり、周囲の空気が光を放つ現象が流星です。

流星群の大きな特徴は、すべての流星が空のある一点から流れ出すように見えることです。この点を「放射点(輻射点)」と呼び、放射点がある星座の名前をとって「〇〇座流星群」と名付けられます。これは、並行して走る線路が遠くの一点から広がって見えるのと同じ遠近法の原理によるものです。

名称 出現時期 母天体(親となる天体)
しぶんぎ座流星群 1月上旬 小惑星2003 EH1など
ペルセウス座流星群 8月中旬 スイフト・タットル彗星
ふたご座流星群 12月中旬 惑星ファエトン
コラム

流星群を観測する際は、特定の放射点だけを見つめるのではなく、空全体を広く眺めるのがコツです。放射点の近くでは流星の光る経路が短く、離れた場所では長く見える傾向があります。また、月明かりが少ない夜や、街灯の少ない暗い場所を選ぶと、暗い流星まで捉えることができます。

なお、流星群に属さない流星は「散在流星」と呼ばれます。散在流星はいつ、どの方向から流れるか予測できませんが、流星群は出現時期や方向が予測できるため、天体観測の絶好の機会となります。

小学生のみなさんへ

夜空にたくさんの「流れ星」が、決まった時期にまとめてあらわれることを「流星群」といいます。流れ星の正体は、宇宙にうかんでいる小さなチリです。

宇宙には「彗星すいせい(ほうき星)」という、氷やチリでできた天体が回っています。この彗星が通ったあとに残されたチリの道に、地球がぶつかるときに流星群が起こります。チリが地球の空気にぶつかって、ものすごい熱で光るのが流れ星なのです。

流星群は、毎年同じ時期に見ることができます。夏休みの「ペルセウス座流星群」や、冬の「ふたご座流星群」が有名です。空のどこか一カ所から、星がシュンシュンと飛び出してくるように見えるのが、とてもふしぎで美しい現象です。

ルラスタコラム

流れ星のチリは、ほとんどが数ミリメートルくらいの小さなつぶです。そんなに小さなつぶが、あんなに明るく光るなんて、宇宙のスピードはすごいですね。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 流星群の流星が、空の一点から四方に飛び出すように見える中心の点を何というか
放射点(または輻射点)
【応用】 流星群が毎年決まった時期に出現するのはなぜか
地球の公転軌道と、彗星などが残した塵の帯が交差する位置が宇宙空間で固定されているため
【実践】 流星群の母天体(塵を放出する天体)となることが多い天体の種類を答えよ。また、流星群の名前はどのように決められるか
母天体は主に「彗星」である。名称は、流星が飛び出してくるように見える「放射点」がある星座の名前から付けられる

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