一般小学生
まとめ
解説
流星群の正体は、宇宙空間に漂う小さな塵(ダスト)です。これらの塵の多くは、彗星が太陽に近づいた際に放出したもので、彗星の軌道上に帯状に広がっています。地球が公転によってこの「塵の帯」を横切るとき、塵が秒速数十キロメートルという猛スピードで地球の大気圏に突入します。このとき、大気との摩擦によって塵が高温になり、周囲の空気が光を放つ現象が流星です。
流星群の大きな特徴は、すべての流星が空のある一点から流れ出すように見えることです。この点を「放射点(輻射点)」と呼び、放射点がある星座の名前をとって「〇〇座流星群」と名付けられます。これは、並行して走る線路が遠くの一点から広がって見えるのと同じ遠近法の原理によるものです。
| 名称 | 出現時期 | 母天体(親となる天体) |
|---|---|---|
| しぶんぎ座流星群 | 1月上旬 | 小惑星2003 EH1など |
| ペルセウス座流星群 | 8月中旬 | スイフト・タットル彗星 |
| ふたご座流星群 | 12月中旬 | 小惑星ファエトン |
小学生のみなさんへ
夜空にたくさんの「流れ星」が、決まった時期にまとめてあらわれることを「流星群」といいます。流れ星の正体は、宇宙にうかんでいる小さなチリです。
宇宙には「彗星(ほうき星)」という、氷やチリでできた天体が回っています。この彗星が通ったあとに残されたチリの道に、地球がぶつかるときに流星群が起こります。チリが地球の空気にぶつかって、ものすごい熱で光るのが流れ星なのです。
流星群は、毎年同じ時期に見ることができます。夏休みの「ペルセウス座流星群」や、冬の「ふたご座流星群」が有名です。空のどこか一カ所から、星がシュンシュンと飛び出してくるように見えるのが、とてもふしぎで美しい現象です。
ルラスタコラム
流れ星のチリは、ほとんどが数ミリメートルくらいの小さなつぶです。そんなに小さなつぶが、あんなに明るく光るなんて、宇宙のスピードはすごいですね。
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