地球の大気

地球の大気

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 地球を厚く取り巻いている空気の層のことで、重力によって保持されている。
  • 空気そのものに重さがあり、地表にかかるその重さを大気圧気圧)と呼ぶ。
  • 高度が上がるにつれて空気の密度が低くなるため、気圧は低下し、沸点の降下などの現象が起こる。
理科地学大気

解説

地球の大気は、窒素(約78%)や酸素(約21%)を主成分とする混合気体です。これらは地球の重力によって引き留められており、地表に近いほど密度が高くなります。大気は高度による温度変化の違いから、下から順に対流圏、成層圏、中間圏、熱圏の4つの層に区分されます。私たちが経験する雨や雲などの気象現象は、主に水蒸気が存在する対流圏で発生します。

大気には重さがあり、地表の物体は常に空気による圧力を受けています。これを大気圧といいます。海面付近の平均的な気圧は約1013hPa(ヘクトパスカル)ですが、高度が上がるほど上空にある空気の量が減るため、気圧は低くなります。この気圧の変化は、密閉された容器の膨張や、液体の沸点の変化など、私たちの身の回りの様々な現象に影響を与えています。

コラム

気圧の変化に伴う具体的な現象として、標高の高い山頂へポテトチップスの袋を持っていくと、外側の気圧が下がる一方で袋内部の空気の圧力が勝るため、パンパンに膨らみます。また、気圧が低い場所では水が100度未満で沸騰するため、高い山の頂上で飯盒炊飯を行うと、お米に芯が残ってしまうことがあります。逆に、熱した空き缶に蓋をして急激に冷やすと、内部の蒸気が水に戻って圧力が急減し、外気圧に押しつぶされて缶がへこむ現象も、大気の重さを実感できる例です。

小学生のみなさんへ

地球のまわりには、たくさんの空気が積み重なっています。この空気の層のことを「大気」といいます。空気には重さがあり、わたしたちはいつも空気におしつけられています。この力を「大気圧たいきあつ」とよびます。

高い山にのぼると、自分の上にある空気の量が少なくなるので、空気におされる力(大気圧たいきあつ)が弱くなります。山の上でポテトチップスのふくろがパンパンにふくらむのは、ふくろの外側からおす力が弱くなって、中にある空気が広がろうとするからです。

また、空気がうすい場所では、お湯がわく温度が低くなります。ふつうは100度でお湯がわきますが、高い山の頂上ではもっと低い温度でわいてしまうため、ごはんをたいても、うまくたき上がらないことがあります。

ルラスタコラム

空気がなくなるとどうなるでしょうか?地球の大気は、太陽からの強い光をさえぎったり、地球の温度をちょうどよくたもったりする、バリアのような役目もしています。もし大気がなかったら、人間は生きていくことができません。

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