まとめ
- れき、砂、泥、火山灰などが長い年月をかけて層状に積み重なった構造のこと。
- 主に流水の運搬作用によって運ばれた土砂が、海底や湖底に堆積し、自重や化学作用で固まって形成される。
- 地層の重なり方や含まれる化石を分析することで、その土地の過去の環境や年代を推定する重要な手がかりとなる。
解説
地層は、地表の岩石が風化・侵食され、それが川の流れによって運ばれ、流れが緩やかになった場所で沈殿・堆積することで作られます。一般に、地殻変動による逆転がない限り、下の層ほど古く、上の層ほど新しいという「地層累重の法則」が成り立ちます。堆積した物質は、長い時間をかけて押し固められ、堆積岩へと変化します。
川から運ばれた土砂は、粒が大きく重いもの(れき)ほど先に沈み、粒が小さく軽いもの(泥)ほど遠くまで運ばれるため、場所や時間によって異なる層が形成されます。また、地層はプレートの動きによって大きな影響を受けます。プレート同士が押し合う力によって地層が波打つように曲がる「しゅう曲」や、地層が切れてずれる「断層」が生じ、これらは当時の地殻変動の歴史を物語っています。日本列島においては、フォッサマグナのように大規模な地殻変動の跡が地層として刻まれている場所もあります。
山やがけで見られる、土や石がしま模様のように積み重なったものを「地層」といいます。地層は、川の水が山をけずり、運んできた砂やどろが、海や湖の底に堆積して(積み重なって)できあがります。
水の中では、つぶの大きい「れき」や「砂」は重いので先に沈み、つぶの小さい「どろ」は遠くまで運ばれます。長い年月をかけてこれらが何度も積み重なることで、きれいな層になります。ふつうは、下にある層ほど古い時代にできたものです。
地層の中からは、昔の生き物のあとである「化石」が見つかることもあります。化石を調べることで、その場所が昔は海だったのか、それとも陸だったのか、どんな生き物が住んでいたのかを知る大切な手がかりになります。
高い山の頂上で、海の生き物であるアンモナイトの化石が見つかることがあります。これは、昔は海の底だった場所が、地球の大きな力によって長い時間をかけて押し上げられた証拠なのです。地面は今も少しずつ動いているのですね。
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