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地殻

地殻

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 地球の最表面を覆う、平均厚さ約35kmの硬い岩石で構成された層。
  • 地球内部の層構造(地殻・マントル・核)において最も外側に位置し、リソスフェア(岩石圏)の上部を形成する。
  • マントル対流に伴うプレートの移動により、海嶺で生成され海溝で消滅するという循環を行っている。

解説

地球は中心に向かって、地殻、マントル、外核内核という層構造を成しています。地殻はその最外殻にあたり、密度の小さい岩石でできています。地殻には大きく分けて2つの種類があります。一つは大陸を構成する「大陸地殻」で、厚さが30〜50kmと厚く、主に花崗岩質の岩石でできています。もう一つは海底を構成する「海洋地殻」で、厚さは5〜10kmと薄いですが、玄武岩質の密度の大きい岩石でできています。

地殻の下にあるマントルは、地球内部の熱によって極めて緩やかに対流しています。この対流によって、地殻を含む岩石圏の断片である「プレート」が移動します。このプレートの動きを説明する理論をプレートテクトニクスと呼びます。具体的には、海底にある「海嶺」で新しい地殻が誕生し、数億年かけて移動したのち、「海溝」においてマントル内部へと沈み込んでいきます。このプロセスが、地震火山活動といった地学現象の根本的な原因となっています。

コラム

地殻とマントルの境界は、地震波の伝わる速さが急激に変化する場所であり、発見者の名にちなんで「モホロビチッチ不連続面(モホ面)」と呼ばれます。

また、日本周辺は複数のプレートが複雑に入り組んでいるため、世界でも有数の火山大国となっています。日本国内には111の活火山が存在し、そのうち火山防災上の観点から、気象庁によって50の火山が24時間体制で常時観測・監視されています。

小学生のみなさんへ

わたしたちが住んでいる地球の、一番外がわを包んでいるかたい岩の層を「地殻ちかく」といいます。地球をゆでたまごにたとえると、うすいカラの部分が地殻にあたります。厚さは場所によってちがいますが、平均すると約35km(キロメートル)ほどあります。

地殻の下には「マントル」という層があり、ゆっくりと動いています。この動きにのって、地殻を含む「プレート」という巨大な岩の板が少しずつ動いています。このプレートがぶつかったり、沈みこんだりすることで、地震が起きたり火山が噴火したりするのです。

日本には111もの活火山(今も活動している火山)があり、そのうち50の火山は、いつでも様子を調べられるように24時間体制で見守られています。わたしたちの足もとにある地殻は、地球のダイナミックな活動の舞台になっているのです。

ルラスタコラム

地球の半径は約6,400kmありますが、地殻の厚さは平均35kmしかありません。これは、地球をリンゴにたとえると、ちょうど「皮」くらいのうすさしかないということになります。わたしたちは、地球のほんの表面のうすい皮の上で生活しているのですね。

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