冬至の日

一般小学生

まとめ

  • 太陽南緯23.4度の南回帰線の真上を通過し、北半球において一年の中で最も昼が短く、夜が最も長くなる日です。
  • 北半球では太陽の南中高度が一年で最も低くなるため、正午影の長さが一年で最も長くなります。
  • 天文学的には太陽の黄経が270度となる瞬間を指し、暦の上では例年12月21日ごろにあたります。

解説

地球公転面に対して自転軸地軸)を約23.4度傾けた状態で太陽の周りを公転しています。冬至の時期、北半球は太陽とは反対側に傾くため、太陽の光が地表に対して最も斜めに差し込むことになります。

このため、単位面積あたりの受熱量が最小となり、気温が低下する大きな要因となります。北緯φ度の地点における冬至の太陽の南中高度は「90 - φ - 23.4」という計算式で求めることができます。例えば、北緯35度の東京付近では、南中高度は約31.6度まで下がります。対照的に、南半球ではこの日が「夏至」となり、一年で最も昼が長い日となります。

コラム

冬至は「太陽の力が最も弱まった日」とされる一方で、この日を境に再び日が長くなっていくことから、古代より太陽が復活する兆しとして「一陽来復(いちようらいふく)」と呼ばれ、世界各地で冬至祭が行われてきた歴史があります。

また、観測地点の緯度によって影の動き日影曲線)も変化します。北半球の中緯度地域では、冬至の日の影の先端が描く曲線は、観測者から見て最も北側に大きく膨らんだ形(双曲線)になります。

小学生のみなさんへ

冬至とうじの日は、1年の中で一番お昼の時間が短くて、夜が一番長い日のことです。だいたい12月21日ごろにあたります。

どうしてお昼の長さが変わるのでしょうか。それは、地球が少しななめにかたむいたまま、太陽のまわりを回っているからです。冬至のとき、日本がある北半球きたはんきゅうは太陽から遠い方にかたむいているため、太陽が空の低いところを通ります。

太陽が低いところを通ると、地面にできる影は1年の中で一番長くなります。この日をさかいに、お昼の時間は少しずつ長くなっていきます。

ルラスタコラム

冬至の日には、カボチャを食べたり、お風呂にユズを浮かべた「ゆず湯」に入ったりする習慣しゅうかんがあります。これは、寒い冬を元気に乗り切るための昔の人の知恵です。カボチャは栄養えいようがたっぷりで、ユズの香りは体をリラックスさせて温めてくれますよ。

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