一般小学生
まとめ
- 乱層雲は厚い層状の雲で、穏やかな雨や雪を長時間にわたって降らせる特徴を持つ。
- 積乱雲は垂直方向に激しく発達する雲で、短時間の強い雨や雷、突風、時にはひょうをもたらす。
- これらは全10種類の雲(十種雲形)の中で、地上にまとまった降水をもたらす主要な原因となる雲に分類される。
解説
気象観測において、雲の状態を把握することは天気を判断する上で極めて重要である。雲量は空全体を10としたときの雲が占める割合で示され、0〜1は「快晴」、2〜8は「晴れ」、9〜10は「くもり」と定義される。このように、空の半分以上が雲に覆われていても、8割までであれば「晴れ」と見なされるのが一般的である。
また、気温と湿度の関係性も観測の基本である。晴天時には、日射によって地温が上がり、その熱が空気に伝わることで気温が上昇する。日射のピークは正午頃だが、地熱の伝達には時間がかかるため、最高気温は14時頃に観測されることが多い。このとき、気温が上昇すると空気中の水蒸気容量が広がるため、相対的に湿度が低下するという「逆相関関係」が見られるのが特徴である。
小学生のみなさんへ
空に浮かぶ雲にはいろいろな種類がありますが、雨を降らせる代表的な雲が「乱層雲」と「積乱雲」です。乱層雲は、空全体を暗い灰色で包みこみ、しとしとと長い時間雨を降らせます。一方で、積乱雲は「入道雲」とも呼ばれ、モクモクと空高く成長して、急に激しい雨や雷を連れてきます。
天気を決めるときは、空全体のどれくらいが雲でかくれているかを調べます。これを「雲量」といいます。雲がほとんどない0から1のときは「快晴」、雲が少しあっても8までのときは「晴れ」、9以上のときは「くもり」になります。半分以上が雲でも、8割までなら「晴れ」というのは少し意外ですね。
ルラスタコラム
積乱雲は、ときには地上から10キロメートル以上の高さまで成長することがあります。これは世界で一番高いエベレストよりも高いんですよ!雲の中では強い風が吹き荒れていて、氷のつぶがぶつかり合うことで雷が発生するのです。
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