乱層雲

乱層雲

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 中層(高度約2000m〜7000m)に広がる、暗灰色で厚みのある雲のこと。
  • 十種雲形の一つで、広範囲にわたって穏やかで長い雨や雪を降らせる特徴がある。
  • 一般に「あまぐも」と呼ばれ、降水量雨量計を用いてミリメートル(mm)単位で測定される。
気象十種雲形中層雲降水量雨量

解説

雲は発生する高度によって、上層雲(約7000m〜13000m)、中層雲(約2000m〜7000m)、下層雲(2000m以下)の3つのグループに分類されます。これを「十種雲形」と呼び、乱層雲はこのうちの中層雲に分類されます。

雲の中で特に雨を降らせる役割を持つのは乱層雲と積乱雲ですが、積乱雲が局地的な激しい雨をもたらすのに対し、乱層雲は空全体を覆い、広範囲に穏やかな雨を長時間降らせるのが特徴です。降った雨の量は「降水量」として数値化されます。これは、雨がどこにも流れ出さずにたまった場合の深さをミリメートル(mm)で表したものです。

計測には「転倒ます型雨量計」が広く使われています。これは内部がシーソーのような構造になっており、一定量の雨水がたまると「ます」が反転して信号を送る仕組みです。その反転回数を数えることで、正確な降水量を自動的に計測することができます。

コラム

乱層雲は非常に厚みがあるため、太陽の光をほとんど遮ってしまいます。そのため、乱層雲が空を覆うと昼間でもかなり暗く感じられるのが一般的です。また、乱層雲の下には「ちぎれ雲」と呼ばれる断片的な雲が現れることも多く、これらは天気が本格的に崩れるサインとして知られています。

小学生のみなさんへ

空がどんよりと暗くなって、長い時間雨をふらせる雲のことを「乱層雲らんそううん」といいます。みんながよく「あまぐも」とよんでいる雲のことです。

この雲は、地面から2000メートルから7000メートルくらいの高さに広がっています。空全体を分厚くおおうので、お昼でも暗く感じます。入道雲(積乱雲)が短い時間に強い雨をふらせるのに対して、乱層雲は広い範囲はんいにしとしとと長い時間雨をふらせるのがとくちょうです。

雨がどれくらいふったかは、「雨量計」という道具ではかります。雨がたまった深さを「ミリメートル」という単位であらわしたものを「降水量こうすいりょう」といいます。

今の雨量計は、中に小さなシーソーのような「ます」が入っています。雨がたまると「カタン」とたおれるようになっていて、そのたおれた回数を数えることで、自動で雨の量をはかることができるのです。

ルラスタコラム

雨のつぶは、イラストなどでは「しずく形」でかかれることが多いですが、実は空気のていこうを受けて、下の方が平らになった「あんパン」のような形をして落ちてくるんですよ。

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