乾球温度

乾球温度

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

乾球温度
通常の温度計を用いて、直射日光を遮断した状態で測定された周囲の空気の温度

解説

乾球温度は、感温部が乾燥した状態で測定される温度であり、一般的に「気温」として扱われる指標です。気象観測においては、太陽からの直接放射や地面からの照り返しによる影響を避けるため、通常は百葉箱の中や通風乾湿計を用いて測定されます。

乾湿計(乾湿球湿度計)において、乾球温度と湿球温度の差が生じるのは、湿球側の水分が蒸発する際に周囲から気化熱を奪うためです。空気が乾燥しているほど蒸発が盛んになり、乾球温度と湿球温度の差は大きくなります。なお、相対湿度が100%(飽和状態)のとき、水分の蒸発が起こらないため乾球温度と湿球温度は一致します。

コラム

近年、熱中症予防の指標として注目される「暑さ指数(WBGT)」の算出にも乾球温度が用いられます。屋外での算出式は「0.7×湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度」、屋内では「0.7×湿球温度+0.3×黒球温度」となっており、湿球温度に次いで環境把握に欠かせない要素です。また、日本の気象観測における歴代最高気温(乾球温度)は、埼玉県熊谷市や静岡県浜松市で記録された41.1℃となっています。

小学生のみなさんへ

乾球(かんきゅう)温度とは、ふつうの温度計ではかった、その時の空気の温度のことだよ。日光が直接当たらない、かげの場所ではかった温度を指すんだ。理科の実験で使う「乾湿計(かんしつけい)」という道具には、2つの温度計がついているけれど、そのうちの「ふつうの温度計」の方がしめしているのが乾球温度だよ。もう片方のしめった温度計(湿球)と比べることで、空気がどれくらいしめっているか(湿度)を知ることができるんだ。

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