一般小学生
まとめ
- 乾球温度計と、球部を湿らせた湿球温度計の2本の示度の差から湿度を求める計器。
- 水の蒸発に伴う気化熱によって湿球の温度が下がる原理を利用している。
- 乾球と湿球の温度差を読み取り、専用の換算表(湿度表)を用いて相対湿度を算出する。
解説
乾湿球湿度計は、気象観測において最も一般的に利用される湿度測定器具の一つです。乾球温度計はそのままの気温を示しますが、湿球温度計は球部が湿ったガーゼなどで包まれており、そこから水分が蒸発する際に周囲の熱を奪う「気化熱」の影響を受けます。
空気が乾燥しているほど水分の蒸発が盛んに行われるため、湿球の温度は大きく下がります。逆に、空気が湿っていれば蒸発が抑えられるため、乾球と湿球の温度差は小さくなります。この温度差と乾球の示す気温を「湿度表」に照らし合わせることで、その時の相対湿度を導き出すことができます。
小学生のみなさんへ
乾湿球湿度計は、空気のしめりぐあい(湿度)をはかるための道具です。ふつうの温度計(乾球)と、ぬれた布でつつんだ温度計(湿球)の2本がならんでいます。
水が蒸発するときには、まわりの熱をうばうという性質があります。空気がかわいているほど水はどんどん蒸発するので、ぬれた方の温度計は熱をうばわれて温度が下がります。この2つの温度計の数字のちがいを、専用の表にあてはめて湿度を調べます。
ルラスタコラム
お風呂上がりやプールから出たあとに体がひんやり感じるのは、体についた水分が蒸発するときに、体の熱をいっしょに持っていくからです。これを「気化熱(きかねつ)」と呼びます。乾湿球湿度計はこの仕組みを応用して湿度を測っているんですよ。
記事の内容に誤りがありますか?
⚠️ 修正を提案する