乾湿球湿度計

乾湿球湿度計

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

解説

乾湿球湿度計は、気象観測において最も一般的に利用される湿度測定器具の一つです。乾球温度計はそのままの気温を示しますが、湿球温度計は球部が湿ったガーゼなどで包まれており、そこから水分が蒸発する際に周囲の熱を奪う「気化熱」の影響を受けます。

空気乾燥しているほど水分の蒸発が盛んに行われるため、湿球の温度は大きく下がります。逆に、空気が湿っていれば蒸発が抑えられるため、乾球と湿球の温度差は小さくなります。この温度差と乾球の示す気温を「湿度表」に照らし合わせることで、その時の相対湿度を導き出すことができます。

コラム

湿度が100%(飽和状態)のときは、水分の蒸発が起こらないため、乾球と湿球の示度は等しくなります。また、正確な測定のためには、湿球のガーゼを常に清潔に保ち、適切な風速(通風)を確保することが重要です。この原理は、アスマン通風乾湿計などのより精密な観測機器にも応用されています。

小学生のみなさんへ

乾湿球湿度計かんしつきゅうしつどけいは、空気のしめりぐあい(湿度しつど)をはかるための道具です。ふつうの温度計(乾球かんきゅう)と、ぬれた布でつつんだ温度計(湿球しつきゅう)の2本がならんでいます。

水が蒸発じょうはつするときには、まわりの熱をうばうという性質があります。空気がかわいているほど水はどんどん蒸発じょうはつするので、ぬれた方の温度計は熱をうばわれて温度が下がります。この2つの温度計の数字のちがいを、専用の表にあてはめて湿度しつどを調べます。

ルラスタコラム

お風呂上がりやプールから出たあとに体がひんやり感じるのは、体についた水分が蒸発するときに、体の熱をいっしょに持っていくからです。これを「気化熱(きかねつ)」と呼びます。乾湿球湿度計はこの仕組みを応用して湿度を測っているんですよ。

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