三つ星

一般小学生

まとめ

  • オリオン座の中央部に直線状に並ぶ、アルニタク、アルニラム、ミンタカの3つの恒星の総称です。
  • 天の赤道付近に位置するため、地球の自転に伴う日周運動や、観測地点の緯度による星の動きの変化を学習する際の重要な指標となります。
  • 東の空から昇る際には縦に、西の空へ沈む際には横に並んで見えるという特徴的な見え方の変化を示します。

解説

三つ星は天球上の天の赤道付近に位置しており、地球自転(日周運動)によって東から西へと移動します。日本のような中緯度地域で観測すると、星は真東から地平線に対して斜めの角度で昇り、南の空で最も高い位置(南中)を通って真西へと沈みます。

このとき、地平線と星の通り道が作る角度は「90度-観測地点の緯度」で求められます。例えば、北緯36度東京で観測する場合、角度は54度になります。三つ星の中で最も北側に位置するミンタカは、ほぼ天の赤道上にあるため、その南中高度もこの角度と同じ54度となり、地平線上に出ている時間はちょうど12時間になります。

コラム

三つ星の並び方が空の位置によって変わって見えるのは、観測者から見た星の軌道が地平線に対して傾いているためです。東の空では地平線から突き出すように「縦」に並んで現れますが、南中を経て西の空へ向かうにつれて傾きが変わり、沈む直前には地平線と平行に近い「横」の並びになります。この現象を天球モデルで考えると、観測者の緯度によって地軸の傾きが変わり、それに伴って星の通り道の角度が決定されるという因果関係が明確に理解できます。

小学生のみなさんへ

冬の夜空にかがやくオリオン座の真ん中に、行儀よく3つ並んでいる星を「三つ星」と呼びます。この星たちは、地球がコマのように回っている(自転じてんといいます)せいで、時間がたつと東から西へ動いて見えます。

おもしろいのは、空のどこにいるかで見え方が変わることです。東の空から出てくるときは「たて」に並んでいますが、南の空を通って西の空へしずむときは「よこ」に並んで見えます。これは、星がななめに動いていくためです。

住んでいる場所の緯度いど(北か南かという位置)によって、星がどのくらいの高さまで上がるかが決まります。東京では、三つ星はちょうど真東から出て、真西にしずんでいきます。

ルラスタコラム

三つ星の3つの星には、それぞれ名前があります。左から「アルニタク」「アルニラム」「ミンタカ」といいます。これらはすべて、アラビア語で「ベルト」に関連する意味を持っているんですよ。オリオンという狩人の腰ベルトの部分にあたるからです。

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