太陽の日周運動

一般小学生

まとめ

  • 地球の自転によって、太陽が1日かけて天球上を東から西へと1周するように見える見かけ上の運動。
  • 太陽は東から昇り、南の空(南中)を経て西へ沈み、1時間あたり約15度の速度で移動する。
  • 観測地点の緯度によって太陽の通り道南中高度が変化し、北緯36度では「90-36=54度」のように計算される。

解説

太陽の日周運動は、地球北極南極を結ぶ地軸を中心に、西から東へ1日に1回自転しているために生じる現象です。実際には地球が動いていますが、地上で観測する私たちには太陽が動いているように見えるため「見かけの動き」と呼ばれます。

この動きを正確に記録するには、透明半球という模型が用いられます。ペンの影が円の中心にくるように印をつけ、それらを滑らかな線で結ぶことで、天球上での太陽の通り道を視覚化できます。太陽が真南に来る瞬間を「南中」と呼び、その時の高度(南中高度)は、春分・秋分の日であれば「90度-その場所の緯度」という式で求めることが可能です。

コラム

かつては太陽が地球の周りを回っているとする「天動説」が信じられていましたが、コペルニクスが「地動説」を唱えたことで、日周運動の正体が地球の自転であることが科学的に理解されるようになりました。また、観測する場所によって日周運動の見え方は異なり、北極点では太陽が地平線平行に動き、赤道上では天頂(真上)を通るような動きを観察できます。

小学生のみなさんへ

太陽が朝に東から出て、お昼に南の空を通って、夕方に西へ沈んでいく1日の動きを「太陽の日周運動にっしゅううんどう」といいます。太陽が自分で動いているように見えますが、実は地球がコマのように回っている(自転じてんといいます)ために、太陽が動いているように見えているだけなのです。

太陽が真南に来て、一番高いところに来ることを「南中なんちゅう」といいます。透明なボールのような「透明半球」という道具を使うと、太陽がどのように空を通っているかを調べることができます。太陽は1時間に15度ずつ、決まった速さで動いています。

ルラスタコラム

昔の人は、地球が宇宙の中心で、太陽がその周りを回っていると信じていました。しかし、コペルニクスという学者が「動いているのは地球のほうだ!」という考えを出し、今の理科の考え方の基礎を作りました。

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