一般小学生
まとめ
- 月が太陽と同じ方向に位置し、地球から月の明るい部分(太陽光を反射している面)が見えない状態。
- 月の満ち欠け(月相)の起点であり、天文学的には「朔(さく)」とも呼ばれる。
- 日の出とともに昇り、正午に南中し、日没とともに沈むため、地上から視認することは困難である。
解説
月は地球の周囲を公転しており、この公転によって太陽・地球・月の相対的な位置関係が絶えず変化します。これが「月の満ち欠け」および「月の出入り・南中時刻の変化」が生じる根本的な仕組みです。新月の状態では、月は太陽とほぼ同じ方向に位置するため、太陽光の影響もあり、その姿を視認することはできません。
学習上、月の出から月の入りまでの滞空時間を計算する際、観測データに基づいて算出します。月の入りが翌日になるなど日をまたぐ場合は、翌日の時刻に24時間を加算してから引き算を行う手法が用いられます。例えば、月の出が20日の23時、月の入りが21日の11時の場合、35時(11+24)から23時を引くことで、滞空時間が12時間であると導き出すことができます。
小学生のみなさんへ
月が太陽と同じ方向にあるため、地球から見ると真っ暗で見えない状態を「新月」といいます。月は地球のまわりを回っているので、太陽との位置関係によって形が変わって見えます。これが「月の満ち欠け」です。
新月は、太陽と一緒に朝のぼって、お昼ごろに空のいちばん高いところ(南中)に来て、夕方に沈みます。太陽と同じ方向にいるので、昼間の空に出ていてもまぶしくて見ることはできません。新月から次の新月までは、約29.5日かかります。
ルラスタコラム
新月のときは月が見えませんが、実は太陽の光が地球ではね返って、月の暗い部分をうっすら照らす「地球照(ちきゅうしょう)」という現象が起こることがあります。新月の前後の細い月でも見られることがあるので、空をよく観察してみてくださいね。
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