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上弦の月

上弦の月

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 新月から満月へと向かう周期(約29.5日)の途中に現れる、地球から見て右半分が輝いて見える半月のこと。
  • 月齢は約7.4日前後に相当し、天文学的には太陽と月の黄経の差が90度になる瞬間を指す。
  • 昼間に東の空から昇り、日没時に南中し、深夜に西の地平線へと沈む天体運動の特性を持つ。

解説

月の満ち欠けは、月が地球の周囲を公転することによって、太陽・地球・月の相対的な位置関係が変化するために起こります。新月から次の新月までの一周期(朔望月)は約29.5日であり、この経過日数を示す指標を「月齢」と呼びます。月齢0の新月から始まり、約1週間が経過した頃に、太陽との離角が東側に90度となった状態が上弦の月です。

上弦の月は、観測上の動きにも明確な特徴があります。太陽が西の空に沈む日没時、上弦の月はちょうど南の空の高い位置(南中)にあります。その後、時間の経過とともに西へ移動し、深夜0時頃に地平線へと沈みます。このとき、月の直線部分(弦)が上を向いた状態で沈んでいくことから「上弦」という名称が定着しました。

また、月は自転周期公転周期が一致している「同期回転」を行っているため、地球には常に同じ面を向けています。太陽系には地球の衛星である月のほか、火星木星の間に分布する小惑星や、長い尾を引く彗星など多様な天体が存在しますが、月の満ち欠けの理解は、これら天体の公転や位置関係を把握するための基礎となります。

コラム

「弦」という言葉は弓の糸を意味します。半月の形が弓に似ていることから、直線部分を弦、曲線部分を弧に見立てています。上弦の月とは逆に、満月から新月へと向かう途中の左半分が光る半月は「下弦の月」と呼ばれます。下弦の月は深夜に東から昇り、日の出の頃に南中するという、上弦の月とは対照的な動きを見せます。

小学生のみなさんへ

上弦の月とは、新月から満月になっていく途中で見られる、右半分が光っている半月のことです。新月から数えてだいたい7日から8日目くらいに見ることができます。

この月にはおもしろい特徴とくちょうがあります。太陽が沈む夕方のころに、ちょうど南の空の高いところに見えるのです。そして、夜中の12時ごろになると西の空へ沈んでいきます。

月は地球のまわりを回っている衛星えいせいという星です。太陽と月、そして地球の位置関係が変わることで、地球から見える月の形が変わるという現象げんしょうが起こります。上弦の月は、その変化のサイクルの大切な目印になります。

ルラスタコラム

なぜ「上弦(じょうげん)」と呼ぶのでしょうか?それは、月が西の空に沈むとき、まっすぐな部分が上を向いて、まるで弓のげんのように見えるからだと言われています。昔の人は、月の形を道具にたとえて名前をつけたのですね。

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