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ヨウ素デンプン反応

ヨウ素デンプン反応

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

解説

植物は、日光のエネルギーを利用して、水と二酸化炭素からデンプンなどの養分を作り出す「光合成」を行います。この反応は細胞内の葉緑体で行われるため、光合成には日光、二酸化炭素、葉緑体の3つが不可欠です。

これらを検証する実験では、アサガオなどの葉を用います。まず、葉の一部をアルミはくで覆って日光を遮ったり、二酸化炭素を除去した環境に置いたりして条件を変えます。実験の最後には、葉を熱湯に浸して細胞を柔らかくし、さらに熱したアルコールに浸して緑色の色素(クロロフィル)を抜く「脱色」を行います。この工程により、ヨウ素液を垂らした際の色変化がはっきりと観察できるようになります。

ヨウ素液を滴下すると、光合成が行われてデンプンが作られた部分だけが青紫色に変わります。また、光の強さが強くなるほど光合成の量は増えますが、ある一定の強さを超えるとそれ以上は増えなくなります。この限界の点を「光飽和点」と呼びます。

コラム

ヨウ素デンプン反応は、デンプンの分子が作るらせん状の構造の中に、ヨウ素の分子が入り込むことで色が変化する現象です。これを「包接化合物」と呼びます。加熱するとこのらせん構造がほどけて色が消えますが、冷やすと再び構造が戻り、色も元通りになります。

小学生のみなさんへ

ジャガイモやパンに含まれている「デンプン」という栄養に、ヨウ素液という茶色の薬をつけると、色がパッと「青紫色あおむらさきいろ」に変わります。これをヨウ素デンプン反応といいます。

理科の実験では、植物が太陽の光を浴びてデンプンを作ったかどうかを確認かくにんするために使われます。葉っぱをそのまま調べても、もともとの緑色がじゃまをして色の変化がよく見えません。そこで、お湯やアルコールを使って葉っぱの緑色を抜いてから、ヨウ素液をたらします。

植物がデンプンを作るには、太陽の光、空気の中にある二酸化炭素にさんかたんそ、そして葉っぱの中にある緑色のつぶ(葉緑体)の3つが条件じょうけんとなります。この3つがそろった場所だけが、ヨウ素液で青紫色あおむらさきいろに変わるのです。このように、植物が光を使って栄養を作る仕組みを光合成と呼びます。

ルラスタコラム

ヨウ素液は、もともとはうすい茶色をしていますが、デンプンに出会うと一瞬いっしゅんで色が変わります。おうちにある片栗粉かたくりこもデンプンでできているので、もしヨウ素液があれば、実験してみるとおもしろいですよ!

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