まとめ
解説
植物は太陽の光エネルギーを利用し、葉緑体において二酸化炭素と水からデンプンを合成します。これを光合成と呼びます。つくられたデンプンはそのままでは水に溶けにくいため、夜間にショ糖などの水に溶けやすい物質に分解され、師管を通って植物全体へ運ばれます。その後、種子や根などで再びデンプンとして蓄えられ、成長や発芽のエネルギー源となります。
動物がデンプンを摂取すると、まず口の中で唾液に含まれるアミラーゼによって分解が始まります。その後、小腸で最終的にブドウ糖(グルコース)まで分解され、柔毛から吸収されます。吸収されたブドウ糖は血液によって全身へ運ばれ、生命活動の主要なエネルギー源となります。消化の過程を確認する実験では、デンプンの消失をヨウ素液で、分解産物である糖の生成をベネジクト液やフェーリング液(加熱により赤褐色沈殿を生じる)で確認します。植物と動物では、エネルギーの扱いにおいて以下のような対照的な反応が行われています。
| 項目 | 光合成 | 呼吸 |
|---|---|---|
| 目的 | エネルギーの蓄積 | エネルギーの取り出し |
| 場所 | 葉緑体のある細胞 | すべての生きた細胞 |
| 時間帯 | 光があるとき | 常に(昼夜問わず) |
| 気体 | 二酸化炭素を吸収 | 酸素を吸収 |
デンプンは、植物が太陽の光を浴びて作り出す「栄養」の仲間です。ジャガイモやお米、トウモロコシなどにたくさんふくまれていて、私たちが元気に動くための大切なエネルギーになります。
植物は、葉っぱにある葉緑体という場所で、空気中の二酸化炭素と水からデンプンを作ります。これを「光合成」といいます。夜になると、デンプンは水に溶けやすい砂糖のような形に変わって、体全体に運ばれていきます。
私たちがデンプンを食べると、口の中の「つば(だ液)」に含まれる消化酵素によってバラバラに分解されます。最後には葡萄糖という小さな粒になって、体の中に吸収されるのです。
料理に使う「片栗粉(かたくりこ)」は、ジャガイモから取り出したデンプンでできています。デンプンに熱いお湯を混ぜると、ネバネバした「のり」のような状態になります。これを「糊化」と呼び、料理のとろみ付けに利用されているんですよ。
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