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養分(ようぶん)

一般小学生

まとめ

  • 植物が成長や生殖(花を咲かせ実をつけること)を行うために必要なエネルギー源のこと。
  • 主に葉で行われる光合成によって生成され、師管を通じて全身の組織へ供給される。
  • デンプンなどの形で蓄えられ、生命活動の維持や次世代への繁殖に利用される。

解説

植物の茎は、根から吸収した水や葉で作られた養分の通路(道管・師管)であり、植物体を支える主軸としての役割を担っています。しかし、多くの植物において、茎は単なる通路としての枠組みを超え、多様な形態へと適応しています。

例えば、ジャガイモやサトイモは「地下茎」と呼ばれ、光合成で生成された養分を貯蔵する器官となっています。特にジャガイモの表面にあるくぼみは、地上の茎における葉の付き方(葉序)と同じ螺旋状の規則性を持っており、形態学的に茎であることを示しています。このように、養分を蓄える場所は植物の種類によって異なり、生存戦略に深く関わっています。

コラム

茎の変化には、養分の貯蔵以外にも多様な形態があります。他物に絡みつくヘチマの「巻きひげ」、繁殖に特化したイチゴの「匍匐茎ランナー)」、ヤマノイモの葉の付け根に形成される「むかご」などが代表例です。

また、タンポポのように地面に低く葉を広げるロゼットも、茎を極端に短縮させて冬を越すための適応戦略の一環です。これらはすべて、限られた養分を効率よく使い、環境に適応するための工夫といえます。

小学生のみなさんへ

植物が大きくなったり、花をさかせたり、実をつけたりするために必要なエネルギーのことを「養分ようぶん」といいます。この養分ようぶんは、葉に日光が当たることで作られます。

作られた養分ようぶんは、くきの中にある通り道を通って、植物の体全体に運ばれます。くきは、水や養分ようぶんを運ぶだけでなく、植物の体を支える大切な役割やくわりも持っています。

また、植物の中には、作った養分ようぶんをたくわえるために、くきの形を変えるものもあります。例えば、私たちが食べているジャガイモは、土の中にあるくきに養分ようぶんがたまってふくらんだものです。ジャガイモの表面にあるくぼみは、葉っぱが出る場所と同じように並んでいるんですよ。

ルラスタコラム

イチゴは「ランナー」という細いくきを地面にのばして、その先に新しい子どもの植物を作ります。これも、養分を使って仲間をふやすための、くきの特別な形のひとつです。

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