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水の循環

水の循環

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

水の循環
地球上の水が太陽エネルギーを原動力として、蒸発、凝結、降水、流出の過程を経て、大気・陸域・海洋の間を絶えず移動し続ける現象

解説

水の循環は、地球システムにおける物質とエネルギーの巨大な流れです。海洋や地表面から蒸発した水蒸気は、上空で冷却されて雲となり、雨や雪として再び地表へ戻ります。この過程で重要なのは、水が「相変化」を起こす点です。水が蒸発する際には周囲から熱(潜熱)を奪い、逆に雲ができる(凝結する)際には熱を放出します。これにより、赤道付近の余剰な熱が極地方へと運ばれ、地球の気温が極端に偏るのを防いでいます。

また、地域ごとの水の出入りを比較すると、海洋と陸域ではその特徴が異なります。以下の表は、海洋と陸域における降水量と蒸発量の関係をまとめたものです。

場所 降水量と蒸発量の関係 特徴
海洋 蒸発量 > 降水量 蒸発した水の一部が風によって陸域へ運ばれる
陸域 降水量 > 蒸発量 余剰分は河川や地下水として最終的に海へ戻る
コラム

地球上に存在する水の約97%は海水であり、私たちが利用できる淡水はわずか3%程度に過ぎません。その淡水の大部分も氷河や地下水として存在しており、河川や湖沼として地表にある水はごくわずかです。水の循環は、この限られた淡水を再生し続ける天然のろ過装置のような役割も果たしています。近年では気候変動の影響により、この循環のスピードやバランスが変化し、各地で豪雨や干ばつが激甚化する要因の一つとなっています。

小学生のみなさんへ

海や地面にある水が、太陽にあたためられて「水じょうき」になり、空にのぼって雲になります。それが雨や雪になって地面にふり、また海や川にもどります。この、水がぐるぐるとまわっていることを「水のじゅんかん」といいます。地球の水はずっとこうして、すがたをかえながら動きつづけているのです。

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