晴れの日の変化

一般小学生

まとめ

  • 晴天時の一日において、気温しつ度は逆の相関関係を示しながら変化する。
  • 気温が最も高くなる午後2時ごろに、しつ度は一日のうちで最も低くなる傾向がある。
  • この現象は、気温の上昇に伴って空気が保持できる最大水蒸気量(飽和水蒸気量)が増大することに起因する。

解説

晴れた日は、太陽放射によって地面が熱せられ、その熱が空気に伝わることで気温が上昇します。気温が上がると、空気中に存在できる水蒸気の限界量である「飽和水蒸気量」が増大します。空気中の実際の水蒸気量が一定であっても、分母となる飽和水蒸気量が大きくなるため、相対的な割合であるしつ度は低下します。

しつ度の測定には、乾球しつ球温度差を利用する「かんしつ球しつ度計」が一般的に用いられます。例えば、乾球が26℃でしつ球が23℃の場合、その差である3.0℃をしつ度表に照らし合わせることで、しつ度が76%であることを導き出せます。このように、気温としつ度の変化を理解することは、気象観測の基本となります。

コラム

空気が冷やされて飽和水蒸気量が減少し、水蒸気が水滴に変わり始める温度を「露点」と呼びます。晴れの日とは対照的に、雨の日は気温の変化が小さく、空気中の水蒸気量が飽和状態に近いため、しつ度は一日を通して高い状態で推移します。また、雲が多い日は地面への日射が遮られるため、気温の上がり幅も小さくなります。

小学生のみなさんへ

晴れた日の気温としつ度(湿度しつど)には、おもしろい関係があります。太陽が出て気温が上がっていくと、しつ度は反対に下がっていくのです。気温が一番高くなるのは午後2時ごろですが、このときしつ度は一番低くなります。

これは、気温が上がると空気がたくわえられる水蒸気の量が増えるからです。空気の中に含まれている水蒸気の量が変わらなくても、空気が「もっとたくさんの水蒸気を持てる状態」になるため、しつ度は低くなります。

しつ度をはかるには「乾湿計かんしつけい」という道具を使います。2つの温度計の数字のちがいを見て、表からしつ度を見つけ出します。

ルラスタコラム

どうして気温が一番高いのは正午(12時)ではなく午後2時ごろなのでしょうか?それは、太陽の光でまず地面が温まり、その地面の熱がじわじわと空気に伝わるまでに時間がかかるからなのです。

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