一般小学生
まとめ
- 風が吹いてくる方向のことで、北を基準とした16方位や360度方位で表現される。
- 気象観測においては、観測時刻前10分間において最も頻度の高かった方向を採用する。
- 南から吹いてくる風を「南風」と呼ぶように、風の起点となる方位を名称とする。
解説
風向は、風速や風力とともに気象観測における重要な3要素の一つです。風は常に刻々と変化しているため、瞬間的な値ではなく、統計的には観測前10分間の平均的な状態を記録します。具体的には、矢羽型風向計などを用いて測定され、北を基準に「北北東」「南南西」といった16方位で表すのが一般的です。
風向を理解する上で重要なのは、風が「去っていく方向」ではなく「やってくる方向」を指すという点です。これは、気圧配置や地形の影響によって空気がどの方向から移動してきたかを知ることが、天候の変化を予測する上で不可欠だからです。
コラム
特定の期間における風向の出現頻度を放射状のグラフにまとめたものを「風配図(ウィンドローズ)」と呼びます。これを用いることで、季節ごとの卓越風(その土地で最も頻繁に吹く風)の傾向を視覚的に把握することが可能です。また、風の強さを表す指標には、0から12までの13段階で区分される「ビューフォート風力階級」が用いられます。
小学生のみなさんへ
風向(ふうこう)とは、風がどちらからふいてくるかという「向き」のことです。たとえば、南の方からふいてくる風のことは「南風」とよびます。風がふいていく方向ではないので、まちがえないようにしましょう。
風の向きをあらわすときは、北・南・東・西の4つだけでなく、もっと細かく分けた「16方位」というものを使います。また、天気予報などで使うデータは、10分間のあいだで一番多かった風の向きを記録しています。
ルラスタコラム
風の向きを知るために、学校の屋上などには「風向計」という道具がおかれています。矢印のような形をしていて、風がふいてくるとその方向を指すようになっています。昔の人は、風の向きが変わるのを見て、雨がふるのを予想していたんですよ。
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