凝結

一般小学生

まとめ

凝結
空気中の水蒸気が冷却され、液体の水滴や固体の氷の粒に変化する現象

解説

凝結は、物質の状態変化において気体が液体へと変化する物理現象を指します。大気中には目に見えない水蒸気が含まれていますが、空気が保持できる水蒸気の最大量(飽和水蒸気量)は気温に依存し、気温が下がるほどその量は減少します。

湿った空気が上昇して断熱膨張により冷却されたり、冷たい物体に接触して温度が下がったりすることで、空気の温度飽和水蒸気量を下回る「露点」に達すると、収まりきらなくなった水蒸気が水滴として現れます。これが雲や霧、露が発生する基本的なメカニズムです。

現象名 状態の変化 熱の出入り
凝結 気体から液体 熱を放出する(凝縮熱)
蒸発 液体から気体 熱を吸収する(蒸発熱
コラム

凝結が起こる際には、周囲に「潜熱(凝縮熱)」と呼ばれる熱を放出します。この熱は、台風が発達する際のエネルギー源としても重要な役割を果たしています。また、空気中にチリやホコリなどの「凝結核」が存在すると、水蒸気が水滴に変化しやすくなり、雲の形成が促進されます。

小学生のみなさんへ

空気の中には、目に見えない「水蒸気すいじょうき」という水分が含まれています。この水蒸気が冷やされて、目に見える水滴に変わることを「凝結ぎょうけつ」といいます。

たとえば、暑い日に冷たい飲み物が入ったコップを置いておくと、まわりに水滴がつきますよね。これは、コップのまわりの空気が冷やされて、空気の中にあった水蒸気が水にもどったからです。空が高いところにある雲も、同じように水蒸気が冷やされて小さな水や氷のつぶになったものです。

ルラスタコラム

冬の寒い日に窓ガラスがくもるのも「凝結」が原因げんいんです。部屋の中のあたたかくてしめった空気が、外の寒さで冷たくなった窓ガラスにふれることで、水滴に変わるのですね。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 空気中の水蒸気が冷やされて、液体の水滴に変わる現象を何といいますか。
凝結
【応用】 水蒸気が凝結し始めるときの温度を何といいますか。また、一般的に気温が上がると、空気が含むことができる水蒸気の最大量はどうなりますか。
露点(ろてん)。気温が上がると、空気が含むことができる水蒸気の量(飽和水蒸気量)は多くなります。
【実践】 雲ができる仕組みについて、「上昇気流」「気圧」「温度」「凝結」の言葉を使って簡潔に説明しなさい。
上昇気流によって空気が上空へ運ばれると、気圧が下がるため空気が膨張して温度が下がります。温度が露点に達すると、空気中の水蒸気が凝結して小さな水滴や氷の粒となり、雲が作られます。

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