一時雨

一般小学生

まとめ

  • 降水が開始してから比較的短い時間でやみ、継続しない気象状態のこと。
  • 空全体を10とした際の雲が占める割合雲量)に基づき、天気を客観的に判別する指標と深く関わる。
  • 自記温度計による気温の連続的な記録において、日照の有無が波形(グラフ)の形状に顕著に現れる現象。
理科地学気象雲量自記温度計

解説

気象観測における天気の決定は、観測者の主観ではなく「雲量」という数値に基づいています。空全体を10としたとき、雲の占める割合が0〜1であれば「快晴」、2〜8であれば「晴れ」、9〜10であれば「くもり」と定義されます。一時雨はこの雲量が急激に変化する過程で発生し、短時間で天候が回復するのが特徴です。

また、これらの天候の変化は自記温度計の記録紙に鮮明に記録されます。自記温度計は円筒状の記録紙を回転させ、気温の変化を連続的な波形として描写する装置です。通常、快晴の日には日射によって地面が熱せられるため、午後2時ごろに最高気温に達する大きな山なりの曲線を描きます。しかし、一時雨が降るような不安定な天候下では、雲によって日光が遮られるため、気温の上昇が抑えられ、波形は平坦または不規則な形状を示します。

コラム

実際の学習や試験では、数日間にわたる自記温度計の記録紙(例:4月26日から5月1日までなど)を読み取り、その日の天気を推測する問題がよく出題されます。一時雨が降った時間帯は、それまで上昇していた気温が急に下がったり、横ばいになったりする箇所を探すことで特定が可能です。雲量を算出する際は、空の面積を正確に把握し、目視による割合判定の精度を高めることが重要です。

小学生のみなさんへ

一時雨いちじあめ」とは、雨がふり始めてから短い時間ですぐにやんでしまうような天気のことをいいます。ずっとふり続く雨とはちがって、すぐに空が明るくなるのがとくちょうです。

理科の学習では、空にある雲の量(雲量うんりょう)によって天気を決めるルールがあります。空全体を10としたとき、雲が0から1なら「快晴かいせい」、2から8なら「晴れ」、9から10なら「くもり」とよびます。一時雨がふるときは、この雲の量が急にふえたり、太陽の光がさえぎられたりします。

自記温度計じきおんどけいという、気温の変化を自動で記録する機械を使うと、天気のちがいがよくわかります。天気がいい日は、お昼の2時ごろに気温が一番高くなるきれいな山の形のグラフになりますが、一時雨がふったりくもったりすると、気温があまり上がらずにグラフの形が平らになったり、ガタガタになったりします。

ルラスタコラム

晴れている日に気温が一番高くなるのは、太陽が真上に来る正午(12時)ではなく、地面が温まってから空気が温まるまでの時間がかかるため、午後2時ごろになるんだよ。一時雨がふると、このリズムがくずれるからおもしろいね。

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