まとめ
- 空気の重さによって生じる圧力(気圧)が、場所や条件によって異なる状態のこと。
- 空気は気圧の高い場所から低い場所へと移動する性質があり、これが風を発生させる根本的な原因となる。
- 標高が高くなるほど上空の空気の層が薄くなるため、気圧は低くなる。
解説
気圧とは、私たちの周囲にある空気の重さがかかる力のことです。この力は常に一定ではなく、場所や温度によって変化します。例えば、地面に近い場所では上にある空気の層が厚いため気圧が高くなりますが、山の上のように標高が高い場所では空気の層が薄くなるため、気圧は低くなります。
また、温度によっても気圧は変化します。空気が温められると膨張して密度が小さくなり、上昇気流が発生してその場所の気圧は下がります。逆に冷やされた空気は密度が大きくなって沈み込み、気圧が上がります。この「気圧の差」を埋めようとして空気が移動する現象が「風」です。気圧の差が大きいほど、風は強く吹くことになります。
空気には重さがあり、わたしたちをいつもおしています。この空気のおす力を「気圧」といいます。気圧はどこでも同じではなく、場所によってちがいがあります。
山の上に行くと、空気の量が少なくなるので、空気のおす力は弱くなります。これが「気圧が低い」という状態です。反対に、地面に近い場所は空気がたくさん重なっているので、気圧が高くなります。この気圧の差によって、いろいろな不思議なことが起こります。
たとえば、山の上でポテトチップスの袋を見ると、パンパンにふくらんでいることがあります。これは、袋の外側の空気がおす力が弱くなったために、袋の中の空気が内側からおし返しているからです。また、気圧が低い場所ではお湯がわく温度も変わるため、高い山の頂上でごはんをたくと、うまくたけないこともあります。
空き缶を熱してすぐにふたをして冷やすと、缶がベコッとつぶれてしまいます。これは、缶の中の気圧が外側よりもずっと低くなり、まわりの空気に強くおされるからです。空気の力は、目に見えないけれどとても強いのですね。
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