2心房2心室

一般小学生

まとめ

解説

脊椎動物の心臓は、進化の過程で魚類1心房1心室から、両生類2心房1心室爬虫類の2心房不完全2心室、そして鳥類・哺乳類の2心房2心室へと発達してきました。

2心房2心室の最大の特徴は、心室が中隔によって左右に完全に隔てられている点です。これにより、右心室からは肺へ静脈血が送られ(肺循環)、左心室からは全身へ動脈血が送られる(体循環)仕組みが確立されています。血液が心臓内で混合しないため、組織への酸素供給効率が極めて高く、激しい運動や体温維持に必要なエネルギー産生を支えています。

コラム

2心房2心室を持つ動物は「恒温動物」と呼ばれ、外気温に左右されず体温を一定に保つことができます。これに対し、心臓の仕切りが不完全な魚類、両生類、爬虫類は「変温動物」に分類されます。心臓の構造が高度化することは、動物が寒冷地や空中など、より多様な環境へ進出するための重要な進化の鍵となりました。

小学生のみなさんへ

人間や犬、鳥などの心臓は、部屋が4つに分かれている。これを2心房2心室と呼ぶ。肺で取りこんだ酸素をたくさんふくむ血液と、体を通ってきた血液が完全に分かれているのがとくちょうである。血液がまざらないため、効率よくエネルギーを作ることができ、体温を一定に保つことができるのである。

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