大腸

大腸

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 小腸吸収されなかった食物の残りかすから水分を吸収し、便を形成・貯蔵する器官。
  • 全長約1.5メートルの消化管の終末部分であり、盲腸・結腸・直腸の3部位で構成される。
  • 消化酵素による分解はほとんど行われず、主に水分と電解質の再吸収を担う。
消化水分吸収腸内細菌

解説

大腸は、小腸に続く約1.5メートルの消化管で、盲腸、結腸(上行・横行・下行・S状結腸)、直腸の3つの部分に分けられます。小腸で栄養分の吸収が終わった後の液状の内容物が送り込まれ、そこから水分や電解質を再吸収することで、内容物を適切な固さの便へと変化させ、一時的に貯蔵する役割を担っています。

大腸自体からは消化酵素は分泌されませんが、内部には100兆個以上の腸内細菌が生息しています。これらの細菌は、人間が消化できない食物繊維を分解してエネルギー源(短鎖脂肪酸)を作ったり、ビタミンKやビタミンB群を合成したりするなど、宿主である人間の健康維持に多大な貢献をしています。最終的に直腸に便がたまると、その刺激が脳に伝わり排便が促されます。

コラム

大腸での水分吸収が不十分だと下痢になり、逆に水分を吸収しすぎたり腸の動きが悪くなったりすると便秘になります。また、セロハン膜を用いた実験では、だ液によって分解されたデンプン(麦芽糖)が膜を透過することを確認しますが、これは小腸での吸収をモデル化したものであり、大腸の働きとは区別して理解する必要があります。

小学生のみなさんへ

食べ物は、口から入って胃や小腸を通ったあと、最後に「大腸」という場所にたどり着きます。大腸の長さは、大人の体で約1.5メートルもあります。

大腸のいちばん大切な仕事は、食べ物の残りカスから「水分」を吸い取ることです。小腸で栄養を吸い取られたあとのドロドロした残りカスから、大腸が水分をじょうずに吸い取ることで、ちょうどよい固さの「うんち」が作られます。

また、大腸の中にはたくさんの「細菌さいきん」が住んでいて、体に良いビタミンを作ってくれることもあります。大腸は、いらなくなったものを体の外に出すための準備をする、とても大切な場所なのです。

ルラスタコラム

大腸の中に住んでいる細菌の重さを全部合わせると、なんと1キログラムから2キログラムにもなると言われています。目に見えない小さな生き物たちが、私たちのおなかの中で毎日がんばって働いているんですね。

テストでの問われ方・理解度チェック

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する
ルラスタマップ (3層表示) フルサイズで表示 (5層) ↗
マップを生成中…

最近見た用語
履歴をチェックしています…