一般小学生
まとめ
- 小腸で吸収されなかった食物の残りかすから水分を吸収し、便を形成・貯蔵する器官。
- 全長約1.5メートルの消化管の終末部分であり、盲腸・結腸・直腸の3部位で構成される。
- 消化酵素による分解はほとんど行われず、主に水分と電解質の再吸収を担う。
解説
大腸は、小腸に続く約1.5メートルの消化管で、盲腸、結腸(上行・横行・下行・S状結腸)、直腸の3つの部分に分けられます。小腸で栄養分の吸収が終わった後の液状の内容物が送り込まれ、そこから水分や電解質を再吸収することで、内容物を適切な固さの便へと変化させ、一時的に貯蔵する役割を担っています。
大腸自体からは消化酵素は分泌されませんが、内部には100兆個以上の腸内細菌が生息しています。これらの細菌は、人間が消化できない食物繊維を分解してエネルギー源(短鎖脂肪酸)を作ったり、ビタミンKやビタミンB群を合成したりするなど、宿主である人間の健康維持に多大な貢献をしています。最終的に直腸に便がたまると、その刺激が脳に伝わり排便が促されます。
小学生のみなさんへ
食べ物は、口から入って胃や小腸を通ったあと、最後に「大腸」という場所にたどり着きます。大腸の長さは、大人の体で約1.5メートルもあります。
大腸のいちばん大切な仕事は、食べ物の残りカスから「水分」を吸い取ることです。小腸で栄養を吸い取られたあとのドロドロした残りカスから、大腸が水分をじょうずに吸い取ることで、ちょうどよい固さの「うんち」が作られます。
また、大腸の中にはたくさんの「細菌」が住んでいて、体に良いビタミンを作ってくれることもあります。大腸は、いらなくなったものを体の外に出すための準備をする、とても大切な場所なのです。
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