まとめ
- 満潮から次の満潮、あるいは干潮から次の干潮までの周期は、平均して約12時間25分である。
- 潮汐は、月の引力と地球の自転に伴う遠心力を合わせた「起潮力」によって引き起こされる。
- 地球の自転周期(24時間)と月の公転運動のズレにより、満潮の時刻は毎日約50分ずつ遅れていく。
解説
潮汐現象は、主に月と太陽の引力によって海面が周期的に昇降する現象です。地球上の海水は、月に向いた側とその反対側の2箇所で盛り上がるため、地球が1回自転する間に通常2回の満潮が訪れます。
潮汐の周期がちょうど12時間ではなく12時間25分となるのは、地球が自転している間に月も地球の周囲を公転しているためです。地球が1回転(24時間)したとき、月は約13度先に進んでいます。そのため、地球上の特定の地点が再び月と正対するまでには約24時間50分を要します。この「太陰日」の半分が、1つの潮汐周期に相当します。
また、潮位の変動幅は月の満ち欠け(月・太陽・地球の位置関係)によって変化します。新月や満月の際は、太陽と月の引力が重なり潮差が最大となる「大潮」となり、上弦や下弦の月では引力が打ち消し合って潮差が最小となる「小潮」となります。
海の水がふくらんだり、ひいたりする現象を「潮汐」と呼びます。この満ち引きがくり返される時間の長さのことを「潮汐の周期」といいます。
海の水が一番高くなる「満潮」から、次の満潮になるまでの時間は、だいたい12時間25分です。つまり、1日のうちに満潮と干潮はだいたい2回ずつやってきます。なぜ毎日同じ時間にならないかというと、地球がまわっている間に、月も地球のまわりを動いているからです。
月と太陽、そして地球が一直線にならぶ「新月」や「満月」の日は、海を引っぱる力が強くなって、潮の満ち引きの差がとても大きくなります。これを「大潮」と呼びます。逆に、月と太陽がバラバラの方向にあるときは、差が小さくなる「小潮」になります。
潮の満ち引きは、海だけでなく、実は陸地もわずかに持ち上げていることを知っていますか?地面も月の引力で数センチほど上下していますが、私たちはあまりに巨大な地面の上にいるので、それに気づくことはありません。地球全体が月とダンスをしているみたいですね。
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