潮汐の周期

一般小学生

まとめ

【定義】
潮汐の周期とは、月や太陽の引力によって生じる海面の昇降(潮汐現象)が繰り返される時間的な間隔のことである。満潮から次の満潮、あるいは干潮から次の干潮までの周期は、平均して約12時間25分である。

学習の要点

  • 重要語句:起潮力、満潮、干潮、大潮、小潮
  • 用語の意義:潮位の変化は地球の自転だけでなく、月の公転や太陽との位置関係に依存しており、天体運動の周期性と密接に連動している。

解説

潮汐は、主に月の引力と地球が回転することで生じる遠心力を合わせた「起潮力」によって引き起こされる。海水は月に向いた側とその反対側の2箇所で盛り上がるため、地球の自転に伴い通常は1日に2回の満潮と干潮が訪れる。

満潮から次の満潮までの間隔が約12時間25分となる理由は、地球が自転する間に月も地球の周囲を公転しているためである。地球が1回転(24時間)しても、月はその間に約13度先に進んでいる。そのため、地球上の同じ地点が再び月と正対するまでには約24時間50分を要し、その半分にあたる時間が1つの潮汐周期となる。

また、潮位の変化の大きさは月の満ち欠けと連動している。新月や満月の時期には、太陽と月の引力が重なることで潮差が最大となる「大潮」が発生する。これに対し、月と太陽の方向が互いに直角となる上弦・下弦の時期には、それぞれの引力が打ち消し合うため、潮差が最小となる「小潮」となる。

補足
月食は月が地球の影に入ることで起こる現象であるが、これも月・地球・太陽が一直線に並ぶ配置で発生する。この配置は潮汐における「大潮」の時期とも重なるため、天体配置が潮汐と視覚的な天体現象の両方を決定付ける要因となっている。

小学生のみなさんへ

海の水が満ちてくるのを「満潮(まんちょう)」、引いていくのを「干潮(かんちょう)」といいます。満潮から次の満潮までの時間は、およそ12時間25分です。このため、満潮や干潮の時間は毎日少しずつ後ろにずれていきます。

潮の満ち引きは、月や太陽が海水を引っぱる力によって起こります。月の形によって、潮の動く大きさは変わります。月と太陽の力が合わさる「新月」や「満月」のときには、潮の満ち引きが一番大きくなる「大潮(おおしお)」になります。

逆に、月が半分に見える「上弦(じょうげん)」や「下弦(かげん)」のときには、月と太陽の力が打ち消し合って、潮の動きが小さくなる「小潮(こしお)」になります。このように、潮の周期は月の動きと深くつながっています。

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