一般小学生
まとめ
- 新月から満月へと向かう過程で、地球から見て右半分が輝いて見える半月のこと。
- 月の公転の影響により、同じ時刻に見える位置が毎日約13度ずつ東へ移動する。
- 南中時刻が前日よりも毎日約50分ずつ遅れていく現象の基準点となる。
解説
地球の自転により、月は太陽と同様に東から昇り西へ沈む日周運動を行うが、月自身は地球の周囲を西から東へと公転している。この公転の影響で、同じ時刻に観測される月の位置は毎日少しずつ東へとずれ、これに伴い月が真南に来る「南中時刻」も、1日につき約50分ずつ遅れていくことになる。
月は約27.3日で地球を1周(360度)するため、1日あたり約13度移動する。しかし、月が満ち欠けのサイクル(新月から次の新月まで)を完了するには、地球も太陽の周りを公転している影響で、さらに先の位置まで移動しなければならない。そのため、月の公転周期(約27.3日)と、実際の満ち欠けの周期(約29.5日)には約2.2日の差異が生じる。
小学生のみなさんへ
上弦の月とは、新月から満月になっていく途中の、右半分が光って見える半月のことです。月は地球のまわりを回っている(公転といいます)ため、毎日少しずつ見える形や場所が変わります。
月は毎日、同じ時間に見ても少しずつ東の方へずれていきます。そのため、月が真南に来る時間も、毎日およそ50分ずつ遅くなります。また、月が地球を1周する時間と、形が元にもどるまでの時間には、地球も動いているせいで少しだけズレがあるのです。
ルラスタコラム
昔の人は、半月の形を「弓」にたとえました。月が沈むときに、弓の弦(糸をはる平らな部分)が上を向いているので「上弦」と呼ぶようになったと言われています。
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