まとめ
【定義】
月が地球を挟んで太陽のちょうど反対側に位置し、太陽光を反射した月の半球全体が地球から見える状態。天文学的には、太陽と月の黄経差が180度となる瞬間を指す。
学習の要点
- 重要語句:月齢、朔望月(さくぼうげつ)、衛星、彗星、小惑星
- 用語の意義:月は地球の周りを公転する衛星であり、太陽との相対的な位置関係によって満ち欠け(位相の変化)が生じる。
解説
満月は、地球から見て太陽と月が正反対の方向にある状態である。このとき、月の地球に向いている面がすべて太陽に照らされるため、円形に見える。月の満ち欠けのサイクルは、新月から始まり、上弦、満月、下弦を経て再び新月に戻る。この周期は約29.5日であり、これを朔望月と呼ぶ。
月の状態を示す指標として「月齢」がある。新月(朔)を0として、そこからの経過日数を表す。月齢0が新月、月齢7〜8付近が上弦の月、月齢15付近が満月、そして月齢22〜23付近が下弦の月となる。
太陽系内には、惑星の周囲を回る「衛星」のほかにも多様な天体が存在する。例えば、火星と木星の間には「小惑星」が数多く分布している。また、「彗星(すいせい)」は、太陽に近づくと核からガスやちりの尾を引く天体である。これらの天体の性質を理解することは、太陽系の成り立ちを知る上で不可欠である。
補足
満月の際に月・地球・太陽が黄道面上でほぼ一直線に並ぶと、地球の影が月にかかる「月食」が発生する。また、月の公転軌道は楕円形であるため、満月の瞬間の地球との距離によって、見える大きさ(視直径)が変化する。
参照: 学習指導要領準拠資料
小学生のみなさんへ
「満月(まんげつ)」は、月が丸い形に見えるときの名前です。太陽、地球、月の順番に並んだとき、太陽の光が当たっているところがぜんぶ地球から見えるので、丸く見えるのです。
月は地球のまわりを回っていて、太陽との位置が変わることで形が変わって見えます。これを「月の満ち欠け」といいます。新月から次の新月までの長さは、約29.5日です。
新月からの日数のことを「月齢(げつれい)」といいます。新月は月齢0、右半分が光る「上弦(じょうげん)の月」は月齢7〜8日目ごろ、そして満月はだいたい15日目ごろになります。
月は、地球のような惑星(わくせい)のまわりを回る「衛星(えいせい)」という仲間です。太陽のまわりには、月のほかにも、ほうき星のような「彗星(すいせい)」や、火星と木星の間にある「小惑星(しょうわくせい)」など、いろいろな天体があります。
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