蒸発

一般小学生

まとめ

【定義】
液体がその表面から気化して気体になる現象。溶液においては、溶媒が失われることで溶質の濃度が上昇し、飽和状態を超えた分が結晶として析出する要因となる。

まとめ

蒸発によって溶媒が減少すると、溶解度を超えた溶質が析出する。固体の溶解度は温度に依存し、気体の溶解度は圧力に比例して増加し、温度上昇によって減少する。

解説

蒸発は物質の三態変化の一つであり、液体が表面から気体へと変化することを指す。溶液においては、水分が蒸発することで溶媒の質量が減少し、結果として溶質の濃度が上昇する。例えば、海水の塩分濃度が蒸発の激しい地域で高まるように、水分の出入りは溶液の性質を大きく左右する。固体の溶解度は温度によって決まっており、飽和水溶液から水を蒸発させたり、溶液を冷却したりすることで、溶けきれなくなった溶質が結晶として析出する。ホウ酸を用いた演習などでは、特定の温度における溶解度に基づき、溶媒の量に応じた析出量を計算することが重要である。一方、気体の溶解度は固体とは異なる性質を持ち、ヘンリーの法則に従って圧力に比例して増加するが、温度が上がると減少する。アンモニアや二酸化炭素など、気体の種類によって水への溶けやすさは異なり、これらは温度や圧力の条件によって制御される。

小学生のみなさんへ

蒸発(じょうはつ)とは、水などのえき体が、目に見えない気体になって空気の中ににげていくことです。水たまりがなくなったり、ぬれた服がかわいたりするのは、水が蒸発しているからです。水の中に何かが溶けているとき、水を蒸発させると溶けていたものだけがあとにのこります。これを利用して、理科の実けんではホウ酸や食塩のきれいな「結晶(けっしょう)」を取り出すことができます。水が蒸発してなくなると、溶けていられなくなった分が「つぶ」となって出てくるのです。

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