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塵の帯

一般小学生

まとめ

塵の帯
彗星太陽に接近する際に放出した塵(ダスト)が、彗星の公転軌道上に帯状に密集している領域

解説

彗星は「汚れた雪だるま」とも形容され、氷と塵の混合物で構成されています。彗星が太陽に接近すると、太陽熱によって氷が昇華固体から気体へ変化)し、内部に含まれていた塵が宇宙空間に放出されます。放出された塵は、彗星本体の公転軌道に沿うように広がり、帯状の集まりを形成します。これが「塵の帯(ダストトレイル)」です。

地球が公転の過程でこの塵の帯と交差すると、帯の中にある無数の塵が地球の大気圏に突入します。これらの塵は超高速で大気衝突し、その摩擦熱によって発光します。これが地上から「流星(流れ星)」として観測される現象です。特定の彗星(母天体)の軌道と地球の軌道が重なる場所では、毎年決まった時期に多くの流星が現れる「流星群」が発生します。

状態 塵の密度 流星の現れ方
新しい塵の帯 非常に高い 流星嵐(短時間に大量の流星)
古い塵の帯 低い(拡散している) 定常的な流星群(毎年一定数)
コラム

塵の帯に含まれる粒子は、砂粒から小石程度の大きさが大半です。彗星から放出された直後の塵の帯は密度が非常に高く、そこを地球が通過すると1時間に数千個以上の流星が流れる「流星嵐」が起こることがあります。

しかし、長い年月が経過すると、木星などの巨大惑星による重力の影響(摂動)や、太陽光の圧力などによって塵は徐々に拡散し、特定の帯としての形を失っていきます。このため、流星群の活動には数十年から数百年の周期で強弱の変化が見られるのが一般的です。

小学生のみなさんへ

彗星(ほうき星)が太陽の近くを通るときにだした、小さなチリや砂つぶが集まってできた「宇宙の道」のことだよ。地球がこのチリの道を通るとき、チリが地球の空に飛びこんできて、夜空を光りながら流れる「流星(流れ星)」になるんだ。これがたくさん見えると流星群になるよ。

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