一般小学生
まとめ
解説
クレーターは、宇宙空間を漂う小惑星や彗星の破片が、惑星や衛星の表面に超高速で衝突することによって形成されます。衝突の瞬間、莫大な運動エネルギーが熱と衝撃波に変換され、地表が円形に掘削されるとともに、その周囲には「縁(リム)」と呼ばれる盛り上がった地形が作られます。
月や水星、あるいは火星などの天体には無数のクレーターが確認できます。これは、これらの天体には地球のような厚い大気や液体の水による浸食作用、あるいは地殻変動(プレートテクトニクス)がほとんどないため、数十億年前の衝突跡が消えずに保存されているからです。地球でも「バリンジャー・クレーター」などが有名ですが、多くは地質活動によって長い年月の間に消失してしまいます。
小学生のみなさんへ
月の表面を望遠鏡などで見ると、ボコボコとした丸い「あな」がたくさんあります。これを「クレーター」といいます。クレーターの多くは、宇宙を飛んでいた大きな石(いん石)が月にぶつかってできたものです。地球にもクレーターはありますが、風や雨によってけずられたり、植物が生えたりして見えにくくなっています。月には風や雨がないので、大昔にできたクレーターがそのままの形で残っているのです。
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