一般小学生
まとめ
- 海面と同じ高度(標高0m)における標準的な大気圧の基準値のこと。
- 国際標準大気(ISA)では1013.25ヘクトパスカル(hPa)と定義されている。
- 1平方センチメートルあたり約1kg(1.033kgf)の重さに相当する圧力を指す。
解説
地球は厚い大気の層に覆われており、その空気の重さによって生じる圧力を「大気圧」と呼びます。1気圧はこの大気圧の標準的な強さを示す単位で、歴史的にはイタリアの科学者トリチェリが水銀を用いた実験によって、水銀柱を760mm押し上げる圧力(760mmHg)として見出されました。
大気圧は高度が上がるにつれて低くなります。これは、上空に行くほどその地点より上にある空気の量が少なくなり、空気の層が薄くなるためです。例えば、標高の高い山の上でスナック菓子の袋が膨らむのは、外側の気圧が1気圧よりも低くなる一方で、袋の中の空気の圧力が相対的に強くなり、内側から押し広げる力が勝るためです。
小学生のみなさんへ
わたしたちのまわりにある空気には、実は重さがあります。目には見えませんが、わたしたちはいつも空気におしつけられています。この空気の力のことを「気圧」といいます。
海と同じ高さの場所での、ふつうの空気の力を「1気圧」とよびます。これは、親指のつめくらいの広さに、1キログラムの重いおもりがのっているのと同じくらいの力です。わたしたちの体の中からも同じ力でおし返しているので、重さを感じることはありません。
高い山にのぼると、空気の量が少なくなるため、気圧は低くなります。山の上でポテトチップスの袋がパンパンにふくらむのは、まわりの空気がおす力が弱くなって、袋の中の空気が広がろうとするからです。また、高い山ではお湯が100度になる前にわいてしまうという、ふしぎな現象もおこります。
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