風配図

風配図

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • ある地点における一定期間の風向の出現頻度を、方位を示す放射状の図表で表したもの。
  • 風の吹いてくる頻度を方位ごとの線の長さで示すことで、その土地の気候特性を視覚的に把握できる。
  • 風の3要素(風向・風速風力)のうち、特に風向の分布や卓越風を分析するために用いられる。

解説

気象観測において、風の状態は「風向」「風速」「風力」の3つの指標で定義されます。これらはすべて、観測時刻の直前10分間の平均値を用いるのが原則です。

まず「風向」は風が吹いてくる方位を指し、通常は16方位で表されます。「風速」は空気が移動する速さ(m/s)であり、10分間に空気が移動した距離(m)を600秒で割ることで算出されます。そして「風力」は、風が周囲に及ぼす影響の強さを0から12の階級で示すもので、これは「ビューフォート風力階級」に基づいています。風配図は、これらの観測データのうち、特定の期間内にどの向きから風が吹いたかの割合を集計し、グラフ化したものです。

コラム

風配図を読み取ることで、その土地で最も頻繁に吹く風である「卓越風(たくえつふう)」を知ることができます。例えば、日本の多くの地域では、冬には北西の季節風、夏には南東の季節風が卓越します。季節ごとの風配図を比較することで、地形の影響や季節による気圧配置の変化が、地域の風系にどのような影響を与えているかを論理的に分析することが可能になります。

小学生のみなさんへ

風配図ふうはいず」とは、ある場所で、どの向きからどれくらい風がふいてきたかをまとめたグラフのことです。中心から八つの方向に線がのびていて、風がたくさんふいてきた方向ほど、その線が長くなっています。

風を調べるときには、風の向き(風向)、風の速さ(風速)、風の強さ(風力)の三つをセットで考えます。風速は、10分間に空気が動いた距離きょりを計算して、1秒あたり何メートル進むかで表します。風の強さは、まわりの景色や海の状態を見て、0から12までの数字で決めるルールがあります。

この図を見ると、その場所でいつもふいている「とくちょう的な風」がひと目でわかります。たとえば、冬は北西からの風が多い、といったことがすぐにわかるので、天気の特ちょうを調べるのにとても役立ちます。

ルラスタコラム

風配図は、飛行場をつくるときにとても大切です。飛行機は風に向かって飛び立ったり、おりたりするのが一番安全だからです。その場所でどの向きの風が多いかを調べてから、滑走路の向きを決めているんですよ。

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する
ルラスタマップ (3層表示) フルサイズで表示 (5層) ↗
マップを生成中…

最近見た用語
履歴をチェックしています…