一般小学生
まとめ
解説
軽石は、火山から噴出されたマグマが地表付近で急激に冷やされることで形成されます。噴火の際にマグマに含まれていた水蒸気などの揮発成分が気泡となり、それが抜けた跡が小さな穴(孔)として残るため、非常に多くの隙間を持つ多孔質構造となります。この構造により、岩石でありながら水に浮くほど密度が低いという極めて珍しい特徴を持ちます。
化学組成としては、二酸化ケイ素(SiO2)を多く含む流紋岩質やデイサイト質のマグマから生成されることが一般的です。そのため、色は白っぽく、灰色や淡黄色などの明るい色調を呈します。対照的な性質を持つ火山噴出物に「スコリア」がありますが、これらは成分や色の違いによって区別されます。
| 項目 | 軽石(パミス) | スコリア |
|---|---|---|
| 主な色 | 白・灰色・淡黄色 | 黒・暗褐色 |
| マグマの成分 | 二酸化ケイ素が多い(粘性が高い) | 二酸化ケイ素が少ない(粘性が低い) |
| 重さ(密度) | 非常に軽く、水に浮くものが多い | 軽石よりは重く、水に沈むことが多い |
小学生のみなさんへ
軽石(かるいし)は、火山の噴火のときに飛び出したマグマが、急に冷えて固まってできた石のことです。この石のいちばんの特徴は、小さな穴がたくさん開いていて、とても軽いことです。石なのに水にぷかぷかと浮くものもあります。
どうして穴が開いているかというと、マグマの中にあったガスが、外に出るときにアワのようになったまま固まったからです。お菓子のカルメ焼きや、スポンジのような作りをイメージするとわかりやすいかもしれませんね。色は白っぽいものが多く、庭の花を育てるための土に混ぜたり、かかとの角質をけずる道具として使われたりしています。
ルラスタコラム
2021年に小笠原諸島の海底火山が噴火したとき、大量の軽石が海を流れて沖縄などの海岸にたどり着きました。遠い海の底から何百キロも旅をしてくるなんて、水に浮く軽石ならではの出来事ですね。
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