ドライアイス

一般小学生

まとめ

【定義】 二酸化炭素を冷却・圧縮して固体にした物質。火星の両極にある白い部分(極冠)の主成分である。

ドライアイス二酸化炭素昇華

まとめ

ドライアイスは二酸化炭素の固体であり、液体を経由せずに直接気体へと変化する「昇華」の性質を持つ。冷却剤としての利用や火星の地質構造の理解に欠かせない物質である。

解説

ドライアイスは、二酸化炭素(CO2)を冷却・加圧することで作られる。地球上の標準的な気圧下では、約マイナス78.5度で固体から気体へと直接変化する「昇華」という物理現象を示す。この特性により、溶けても周囲を濡らすことがないため、冷凍食品の輸送や遺体の保存などの保冷剤として広く普及している。舞台演出で発生させる白い煙は、ドライアイスそのものではなく、昇華時に周囲の空気が急激に冷やされることで発生した微細な水滴である。惑星科学においては、火星の極地方に存在する「極冠」を構成する主要な要素の一つとして知られており、火星の大気循環や気候変動を研究する上で極めて重要な対象となっている。

小学生のみなさんへ

ドライアイスは、わたしたちがはき出す息にもふくまれている「二酸化炭素(にさんかたんそ)」を、ものすごく冷やして固めたものです。ふつうの氷はとけると水になりますが、ドライアイスはとけるとそのまま空気(気体)になって消えてしまいます。これを「昇華(しょうか)」といいます。とっても冷たいので、素手(すで)でさわると大ケガをしてしまうことがあります。あつかうときは、かならず大人といっしょに手袋(てぶくろ)をしましょう。

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