一般小学生
まとめ
- 地層が左右に引っぱられる大きな力(張力)によって、斜めにずれてできた断層のこと。
- 断層面の上側にある地塊(上盤)が、下側の地塊(下盤)に対して相対的に低くなるように動くのが特徴。
- 地層が左右に引き延ばされる過程で発生するため、正断層が形成されると全体の地表面積は広がる方向に作用する。
解説
正断層は、地殻に引張応力が働くことで生じます。主にプレートが互いに離れていく境界や、火山活動に伴って地殻が膨張・伸張する場所で見られます。断層面が傾いている場合、その面の上側にある地塊(上盤)が重力に従ってずり落ちるように動くため、地層の連続性が断たれます。
地質調査においては、ボーリング調査による地質柱状図の分析が不可欠です。例えば、特定の火山灰層(かぎ層)を基準として、複数の地点でその深さを比較します。地層が東へ100m進むごとに10m下がるような一定の傾きを持っている場合でも、正断層が存在するとその規則性が崩れ、特定の地点で急激に層の深さが変化することがあります。このようなデータの食い違いから、地下に隠れた断層の存在を推定することができます。
小学生のみなさんへ
地面の下にある地層が、左右に引っぱられる大きな力を受けて、ななめにずれてしまったものを「正断層」といいます。地層がブチッと切れて、一方がズルッと下に落ちるようなイメージです。
地面が左右に引きのばされるときにできるため、この断層ができると地面の面積が少しだけ広がります。これとは反対に、左右からギュッと押しつぶされる力でできる断層は「逆断層」と呼ばれます。
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