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活断層

活断層

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

断層
数十万年前から現在までに繰り返し活動し、将来も活動して地震を引き起こす可能性がある断層
  • 内陸部で発生する直下型地震の直接的な原因となる
  • 一度動いた場所はひずみがたまりやすく、再び同じ場所が動く「繰り返し性」を持つ
  • 日本列島には約2000以上の活断層が存在し、活動度によってA〜C級に分類される

解説

日本列島は4つのプレートがひしめき合っているため、地盤に大きな力が加わりやすく、多くの活断層が存在します。活断層は地層に加わる力の向きによってずれ方が異なり、主に「正断層」と「逆断層」に分類されます。

項目 正断層 逆断層
加わる力 引き合う力(張力 押し合う力(圧力
地層の動き 上盤がずり下がる 上盤がのり上げる
主な発生場所 地殻が引き延ばされる場所 プレートが衝突する場所

地質学的な調査では、ボーリング調査による地質柱状図の比較や、火山灰層(かぎ層)の追跡によって、過去の活動履歴を読み解きます。最新の調査では、電子版の地形図ツールを用いて特定の2地点間の断面図を自動作成し、土地の傾きや段差を確認することで、活断層の存在や活動の痕跡を特定する手法も活用されています。

コラム

活断層の活動度は、1000年あたりの平均的なずれの速度(平均変位速度)によって分類されます。1m以上のA級、0.1m〜1mのB級、0.1m未満のC級があり、A級ほど地震の発生間隔が短く危険度が高いとされます。1995年の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)を引き起こした野島断層のように、都市部の直下にある活断層が動くと甚大な被害をもたらすため、ハザードマップの確認など日頃の備えが不可欠です。

小学生のみなさんへ

地面の下には、岩の大きな板(プレート)が重なり合っています。この板が押し合ったり引っぱられたりして、地面に大きな力がかかると、岩がたえきれなくなって割れてしまいます。この岩の割れ目のことを「断層だんそう」といいます。

その中でも、むかしから何度も動いていて、これからも動いて大きな地震じしんを起こすかもしれないものを「活断層」と呼びます。日本には、わかっているだけでも2000以上の活断層があります。活断層が動くと、私たちの住んでいる場所のすぐ下で地震が起きるため、とても大きなゆれになることがあります。

最近では、パソコンやタブレットで地図を見て、地面の高さやかたむきを調べることもできます。地面が急に低くなっている場所などは、むかし活断層が動いた証拠しょうこかもしれません。

ルラスタコラム

インターネットで見られる「電子地形図」を使うと、2つの場所の間の地面を横から見た図(断面図)を自動で作ることができます。これを使うと、ふだん歩いている道がどれくらい傾いているかや、活断層によってできた段差を簡単に見つけることができるんですよ。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 活断層とは、どのような断層のことを指しますか。
数十万年前から現在までに繰り返し活動した形跡があり、将来も活動して地震を引き起こす可能性がある断層
【応用】 活断層が引き起こす地震は、海溝型地震と比べてどのような特徴がありますか。
陸域の地下の浅い場所で発生するため、地震の規模がそれほど大きくなくても、震源の真上(直下)では極めて激しい揺れになるという特徴がある
【実践】 活断層の調査において、過去の活動履歴を知ることが重要なのはなぜですか。
活断層には「一定の期間をおいて同じ場所が繰り返し動く」という性質があるため、過去の活動間隔やずれの量を調べることで、将来の地震発生時期や規模を予測する手がかりになるから

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