大理石

一般小学生

まとめ

【定義】 石灰岩がマグマの熱による接触変成作用を受け、再結晶した変成岩。学術的には「結晶質石灰岩」と称され、建築用石材や彫刻の素材として多用される。

まとめ

石灰岩がマグマの熱によって再結晶化したもので、主成分は方解石(炭酸カルシウム)。美しい紋様と光沢を持ち、酸と反応して二酸化炭素を発生させる性質がある。

解説

大理石は、地質学上の正式名称を「結晶質石灰岩(けっしょうしつせっかいがん)」という。堆積岩である石灰岩が、近傍に貫入したマグマの熱(接触変成作用)によって加熱され、構成成分である方解石が再結晶して等粒状の粗大な組織へと変化したものである。この再結晶の過程で、元の石灰岩に含まれていた化石などの構造は消失することが多い。名称の由来は、中国の雲南省大理府で多く産出されたことにちなむ。建築材料としては、その美しい色彩や模様、磨き上げた際の光沢から、内装材や装飾材として重宝されてきた。また、比較的加工が容易であるため、古代ギリシャ時代から彫刻の素材としても利用されている。化学的性質は石灰岩と同様であり、炭酸カルシウムを主成分とするため、塩酸などの酸に触れると中和反応を起こして二酸化炭素を放出する。屋外で使用すると酸性雨によって表面が溶解・風化しやすいため、主に屋内での利用が推奨される。

小学生のみなさんへ

大理石(だいりせき)は、もともと「石灰岩(せっかいがん)」という石が、近くにあったマグマの熱によって温められて、別の石にすがたを変えたものです。このように熱などで作り変えられた石を「変成岩(へんせいがん)」と呼びます。大理石は磨くとピカピカになり、きれいな模様が出るので、ホテルの床やビルの壁、彫刻(ちょうこく)の材料としてよく使われています。理科の実験では、薄い塩酸(えんさん)をかけるとシュワシュワと泡(二酸化炭素)が出る石としても有名です。

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